生駒山麓 平群町鳴川ハイキング~ “10人の石仏様” おわす旧参道を千光寺へ

2022年4月16日(土)

🔷 生駒山奈良側の山すそ、平群谷に広がるのどかな里山を鳴川渓谷へ。

「千光寺」脇からさらに生駒山「鳴川峠」へ出て、「暗峠」や「なるかわ園地」を経て東大阪「枚岡神社」などへ至るルートも人気のハイキングコース。

*鳴川渓・千光寺へ行くには…

・電車なら近鉄生駒線「元山上口」駅下車、「生駒山口神社」下から旧参道を徒歩4km程度で「清滝石仏群」、ついで「千光寺」へ。

・車なら、平群町自然休養村センター・コミバス停「鳴川」の無料駐車場から徒歩700mほどで、「千光寺」手前の「清滝石仏群」。

・平群町コミバスは平群町ホームページで、近鉄「東山」駅発「 鳴川」行10:07とあるが、確認を。

 

🔹 今回は「生駒山口神社」駐車場に停車。参拝後階段下から、”NHK「にっぽん縦断こころ旅」1070日目 奈良県平群町”で正平さんらが訪れた”10人の石仏様”を経て、旧参道を「千光寺」へ。

*ヤマレコより転用  (地図は拡大縮小移動出来ます)


 

 

平群緒コミバス停「鳴川」無料駐車場に掲示されているー平群町自然休養村ー鳴川渓の案内。

 

 

 

 

 

 

🔹「生駒山口神社」北側の🅿へ。                        *到着時撮影画像

 

駐車場から境内へ入る。

造営あるいは補修のためか天幕で覆われ、仮宮で参拝。

階段を下りる。コワ😅💦

 

下りると、すぐ前に橋。古くゆかしいその名も「神前橋」、石橋のたもとに”千光寺”の道標。

岩の間を縫って、小さな滝を落ちる櫟原川の流れも清らか。岸の岩場にしめ縄、何か有りそうだが…🤔?

土手に「首無地蔵」と呼ばれている石仏…実際は、阿弥陀如来らしい。
これぞ葉がトゲトゲしい、正に👹。
オニノゲシ(鬼野芥子)

 

直ぐ隣にも黄色い花盛り、こちらも👹。

オニタビラコ(鬼田平子)

 

🔹 櫟原川に沿って段丘、のどかな里山。
画像ほぼ中央、丘陵の上に除く2本の鉄塔、生駒山TV塔の先っぽが覗いてる。 わかりにくいって…スンマセン💦

 

景色を眺めつつ進み、うっかり下の道へ。
“NHK「にっぽん縦断こころ旅」1070日目 奈良県平群町”で火野正平さんらが尋ねた”10人の石仏様”は上の道。

それでここは、正平さんが、”石仏様”から戻ってきた投稿者にばったり出会って場所を訪ねた、監督さん仕込み疑惑??🤣の場所!

少し戻り上の道を”石仏様”へ。
何度か通った折りには手を合わせ、ベンチで小休止していた。いつも清掃され花が生けられていて、何だかほっこり安らぎを感じていたが、そうなんや~🙏
正平さん、人命救助で痛めた腰の快癒を、左端の地蔵菩薩さまにお祈りしてはりましたね。
ご利益ありますように🙏

 

🔹 先へ進む。日陰がちの山側にシャガ(射干・著莪)…

この花を見るといつも思い浮かぶ…。3倍体の帰化植物で種ができず、地下茎で旺盛に増えるこの種(しゅ)は、総てが同一遺伝子で、繁殖は人の手で各地に広がった、人為的との事。それで学名は Iris japonica と、言わば日本固有種的な命名。

 

山肌の流れの縁に小さな白スミレ。
スミレは全く詳しくないが、ニョイスミレ(ツボスミレ)っぽいかな…?知らんけど…😅

 

こちらはあちこちに群生。
タチツボスミレだろうか、自信ないけど😔

 

天空に掛る「信貴フラワーロード」橋の下をゆく、左下に相方。

 

ヤマネコノメソウ(山猫の目草)も径沿いに群生。
杯形の蒴果に種いっぱい。

🔹「清の滝石仏群」
この左手断崖上より飛び石のある砂利面に、、、

 

修行の滝水が流下していたと言う。

 

下部あたりに石仏。

摩崖仏。下に説明板らしいのが2つあるが、全く読めず。

 

何ゆえに、似つかわしくない小橋?(個人の意見です😅) 以前より激しい床面腐食のまま放置?されている。

 

小橋、判別しにくい摩崖仏、説明板、そして廃屋と、ちょっと放置されている感あり、気が滅入るなあ。🤔

橋へ出て、左に行くと「貝吹地蔵」があるが、今回は右へ。

 

橋を渡り急坂を上がると、車道との合流点に大きなお地蔵様。「揺動地蔵尊」とあるが”ゆるぎ地様”と称され、お祈りすると病が緩む、との習わし。お堂内には十三仏板碑と他の石仏も祀られている。

谷あいの集落、狭い車道を進む。
山側やお庭に、ムラサキハナナ(紫花菜)の色合いが揺れて美しい。

 

石垣にも紫の花。キランソウ(金瘡小草)

カキドオシ(垣通し)

 

🔹 花咲く道のコンクリート急坂を上がると、緩やかになった先に山門。
ここは一服してから先へ。😣💦

 

先ずはお参り。
平群町のゆるキャラ「左近くん」が顔を覗かせている石段を上がり、千光寺表門より境内へ。

 

さらに石段を上がると「観音堂」。

 

役行者像の並ぶ静かな境内参道、石段を登りゆくと、、

 

上方には「大師堂」「行者堂」「奥の院岩屋」等が佇み、修行の御寺の厳かな雰囲気が感じられる。

 

十三重塔のそばから、石段を下りる。

 

表門から、山側に仏像や聖の行者像が居並ぶ前に護摩を焚く広場。
その向かいに、休憩ベンチがある「写経堂」。

 

広場には水車が回り続けている。

 

ユースホステルも併設する千光寺(*現在の状況は不明)、水車は非常電源発電と教材用を兼ねる、と丁寧な説明。
背後に🚻有り。手洗いは水車に流れる水、男性用水洗は、バケツに汲んだ水車の水を手桶で流すユニークな方式! ほとんど空だったので、一杯にしといたよ。😄v

 

トイレ前に絵図。集落の南西側や寺の裏山には修験の行場があり、その説明だが、、、

イメージはよいが字が消えているので、最初にあげた案内図がわかりやすいかも。🙄

 

寺表門から北側へ回り込んでいくと、大きな岩や、、、

 

裏行場へと続く道。今回はここでUターン…行場へは、寺の許可がいるみたい…😉

 

岩場に付いたマメヅタとテイカカズラ。
マメズタは、楕円形の栄養葉とへら型の胞子葉。

 

オニタビラコ(鬼田平子)

 

クサノオウ(草の黄)

 

「写経堂」前ベンチで軽食ご、近くでタケノコの無人販売、ヌカも袋も有るので1本購入。♬

 

🔹 帰路は、寺門前を南へ回り込み、鳴川峠からのハイキング道を経由して戻ることに。

 

集落へ抜けると、再び「清の滝石仏群」を旧参道へ。

 

「信貴フラワーロード」橋の真下で一服。

 

クサイチゴは実になる準備を始めているね。

 

コウヤボウキ(高野箒)の種、毛玉が白いねえ。

 

何気なしに撮ったが…?
アブラナ科だろうが、葉は鋸葉で長三角形…。

 

「にっぽん縦断こころ旅」で正平さんが確認した橋欄干の「櫟原川」、ほとんど消えかけ…こんなんよく読みはったなあ。😮
くだんの”10人の石仏様”は左の大きな樹の下。

 

「生駒山口神社」に戻ってきました。

階段…😰ムリ…。登り道を回り込んで、駐車場へ…有難うございました。🙏

 

*このブログ記事は、山のコミュニティサイト{ヤマレコ}のマイページ山行記録とほぼ同じ内容です。

ご覧頂き、有難うございました!!

 

 

 

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Posted by ss-kinkon