金剛山 千早本道往復 ~ お初の花散策 💦のちルンルン🎶

2022年04月28日(木)

🔷 金剛山のニリンソウ(二輪草)が見頃になったとの情報で、「カトラ谷」のお花畑へ行ってみることにした。

 

「カトラ谷」は、「お花畑」と呼ばれているあたりから山頂に近づくにつれ、2月に氷爆を見るために登った「ツツジオ谷」と尾根を隔てて北側に近接する谷筋だが、「まつまさ駐車場」から辿るルートは「ツツジオ谷」同様に、中級者向きコースとされているようだ。がしかし、がけ崩れが起こりやすく危険個所があるため、正式な登山道と認められていない。

そのため滑りやすい崖地や段差の梯子など、登山者が頻繁に利用する荒れた危険個所の補修が、無されていない様子。

そんなこともあり、初めてなので、今回は山頂から谷へ下りて「お花畑」へ行くことにし、整備された「千早本道」からのルートを選択した。

 

🔹10:15 まつまさ🅿よりスタート。

明日より大型連休に入る木曜日、平日だが下の駐車場はもう満車の掲示。最上部の「まつまさ駐車場は少し空きがあった。「千早本道」に入る「黒栂谷道分岐」はすぐ斜め上。

「黒栂谷道分岐」から登り初める幅広いンクリート道は傾斜がきつく、さらにつづら折れでぐんぐん高度を上げる木段へとつながり、じきに息を上げて…休みやすみ登る。
植樹されている斜面の傾斜を見るだけで、しんど~😓

 

この登山道「ちはやみち」は、嘗て山頂の「転法輪寺」に至る町石道(ちょういしみち)で、道沿いに立つ28の石仏が、町石としての役割もあったようだ。現在は13石仏が祀られているが、この3合目~4合目間の薬師如来が第7番(12町石)。

 

カンアオイ(寒葵)かな? 萼裂片の基部が円筒ではなくドングリっぽく見えるけど…。

根元の落葉をよけると、顔を覗かせる。道沿いによく見受けられた。

 

倒れた松の木が電線と杉の木に 凭れ掛かっているけど…💦

可愛い幼稚園児たちが下りてきました。
「キノコが付いてる!」…余裕です。
声をかけると「頑張ってね~」..アリガト!(^^ゞ

 

🔹 やっとこさ、ウルトラマンさまとバルタン星人さまがチン座されている5合目…「人生も山も苦しみも喜びもあと半分」 会長ウルトラマン 副会長バルタン星人… そうでっか💦
登って来られる方、スイスイとそのまま登って行かれる…そんなもんかなあ😓

 

7.5合目付近 阿弥陀如来 第10番(21町石) 

 

ニガイチゴ(苦苺)

 

タチツボスミレ(立坪菫) 

 

🔹 12:05 八合目…ここから緩やかな旧道を行く。
阿閦如来(あくにょらい)石仏 第11番(23町石)

 

ヤマルリソウ(山瑠璃草)

 

ツルキンバイ(蔓金梅)

ヤマハコベ(深山繁縷)

 

山頂近く、ツツジオ谷に掛る橋を渡ると、プチお花畑。
ここにも今日のお目当ての、ニリンソウ(二輪草)

こちらは茎葉が細かく分かれたイチリンソウ(一輪草)。
ニリンソウと混在している。

谷側にはミヤマハコベ、ヤマネコノメソウと一緒にカテンソウ。なんで遠くも近くも花だけぼやけるねん?お花がとても小さな、文字通り「花点草」。なぜかこの日は、ピントがうまく合ってない😥

 

🔹 2:45 20段上がっては息を整え…そんなんを繰り返し、皆さんの倍ほど時間を掛け、やっと下の広場着…昼食タイム😋

 

休憩後、サクラの美しい転法輪寺へお参り。

 

お堂から出て来られ、地下足袋を履いておられた、左の方に仏様の説明を頂いた。お話し好きの方で、またお会いしましょうね、と。でも早々とお花畑からセト尾根筋への戻りで、またお会いしました。ども…😅

転法輪寺境内の枝垂桜。

 

ライブカメラの有る山頂広場へは帰路に寄ることにして、下の広場へ戻りカトラ谷お花畑へ。
女性の団体さんに付いて行ったが…

 

“立入禁止”と張り紙の付いたロープをくぐって、すぐそばで何やら屈んで撮影会。

ここを行くのかなあ、と狭い後を通った先は崖崩れ…ワイワイと撮ってたのが、これ。
サイゴクサバノオ(西国鯖の尾)…小さいお花。

この気まぐれ📷 何で花のピントを外すんや…イライラ🤬

 

🔹 戻って、また団体さんに付いていくと、六地蔵さん🤔? 尾根筋のタカハタ下山道…違う、行き過ぎてる。

戻りつつヤマレコGPSを見るも、この付近”足跡”軌跡だらけで困惑…

ルートを訪ねたお二人連れが、一緒にと誘導して下さり、遅れつつ激坂を下ると…
最初の撮影画像…スマホでもこれ😥…ピント〇〇は自分だった😁💦

 

ニリンソウのお花畑!!

 

この後も、親切なお二人連れに、遅れ遅れ付いていきます。

エンレイソウ(延齢草)の群落。

果実はリキュールに良いそうだ。🍹

 

ヤマシャクヤク(山芍薬)も案内して頂いた。裾に触れるくらいの群生!
例によって〇〇…😂 白ポコが台無し💦

 

雌蕊はホントに🍌だね

 

 

ヤマルリソウ群落

ヤマルリソウ

 

ヤマルリソウとツルキンバイの群生も感激。

 

千早本道8合目あたりでは蕾のユキザサも、ここでは花開いている。

 

 

同行させて頂いたお二人連れ、ヤマブキソウも目的だったようで尾根筋からルート確認、次回にとの事。私たちは、入り口の激坂を回避できて大助かりで、感謝感謝🙏

*ヤマブキソウ(山吹草)  ケシ科ヤマブキソウ属の多年草。同科のクサノオウ属分類される場合がある。                           (画像共にWikipediaより)

 

*後述のヤマレコユーザーayachan0611さんのレコには、同日の現地ヤマブキソウお花畑の記録があります。

 

 

🔹 山頂広場へ。足元近くのコガネネコノメソウ…スマホの気まぐれ?も相変わらずで、疲れたなあ。😵

 

果実を付けたネコノメソウ。ヨゴレネコノメソウ

 

🔹 山頂広場着。

 

ここも色鮮やかな🌸満開! 

 

腰かけて寛いでおられる方々とワンちゃん、皆さん一緒に15:30のライブカメラにポーズ。しっかり撮影されていましたV。

 

🔹 げざ~ん

途中、葉の上に花を咲かせているハナイカダ(花筏)

別名ヨメノナミダ(嫁の涙)…つらい思いをした嫁の流した涙が、葉に落ちた様を表わしているらしい。

 

ハナイカダに寄り添うようにアオキ(青木)。この赤い実、変形変色して「アオキミフクレフシ」と呼ばれる「虫こぶ」の様だ。タマバエの幼虫が中にいる。正常な赤い実は冬に鳥に食べられるか落下するので、この時期まで残ることはないとの事。
植物名(アオキ)+形成場所(ミ)+形態特徴(フクレ)+虫こぶ(フシ)

 

1合目付近に戻ってきた。普賢菩薩(ふげんぼさつ) 第4番(6町石)

 

17:00 まつまさ🅿到着。

 

下山後にスマホとデジカメ撮影画像を確認。どちらも近接撮影機能は付いているが、拙い画像が多いので登山記録ブログをためらっていた。

そこへ ヤマレコユーザー ayachan0611 さんが、同日おなじ「まつまさ🅿」を1時間後にスタートして、似た様なコースで登っておられ、いつもながらの、時に茶目っ気の有るコメントを付したきれいな撮影画像と、丁寧な周辺施設の案内など、お人柄が偲ばれる山レコを投稿されておられたので、折角ある程度似たようなルートを辿った由縁もあり(スピードは雲泥の差だが)、また、同行させて頂いたお二人連れへの感謝の意も込めてヤマレコに記事投稿(FaceBook連携)したので、本ブログでも紹介させていただく。

金剛山はお花満開🌸ニリンソウと山芍薬
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4212579.html たくさんの美しいお花映像とともに、ヤマブキソウお花畑もあります!

同行して頂いた方もお会いしなければ、ヤマシャクヤクやツルキンバイ、ヤマルリソウ、エンレイソウ、ミヤマハコベなどの群生に接することが叶わなかったし、ますます膝に負担がかかるあの激坂上りに戻る気がせず、皆さんのログなどでしか知らない、フェンスから下のカトラ谷の危険な難所を、下りて行ったことだろう…深謝の思いに尽きる。

下はayachan0611 さんのGPSログに、記録された一部の花名を記載してみました。(勝手に🙏)

ayachan ある方へのコメントで曰く  “ 西の高尾山ですよ~\(^o^)/ ”   って…そだね~!!

ご覧いただき、ありがとうございました!
同行させて頂いた方に感謝! ayachan0611さんに感謝!

 

 

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Posted by ss-kinkon