関西百名山 “大和富士” 額井岳 登山 ~ 向渕スズラン・龍王ヶ淵・鳥見山公園も
2022年5月24~25日
💠この時季、高い山ではツツジの仲間シロヤシオ(白八汐)が美しく花盛りになる頃… 昨年は三重奈良県境の三峰山に行ったが、終盤でほとんど散っていた。
それで、今年こそはと計画したが、皆さんの登山記録(レコ)では、どうも”裏年”のようで期待外れの様子…なので、登山後の♨宿を予約した、宇陀市榛原「美榛苑」の近くの山に変更。
今回登山ハイキングは、山の情報サイトYamaReco(ヤマレコ)会員 sa-chin さんの『関西100♡額井岳と向渕すずん群落』が、とても参考になりました!
🔷西名阪道経由で、先ずは「向渕スズラン群落」へ。近くには、もう一カ所「吐山スズラン群落」があるが、そちらは開花が今ひとつ、とのこと。
西名阪自動車道より、福住あるいは針ICより宇陀市榛原へ抜ける県道28号線へ出て、南へ下りゆくと、室生市向渕(むこうじ)の県道沿い右側に🅿向渕スズラン群落 臨時駐車場が現れる。
そこへ停めて、手前の下り坂を行くと「天然記念物向渕スズラン群生」の石柱や案内立札があり、そこを左折し奥に入ると、5~6台🅿に接して群生地入り口。
平日で見学者が少ないと思ったら、車をそこまで侵入させてもよいが、路面が歩く、対向が難しいところもあるが、農畜産の車出入りもあり、10分程度なので自信のない方は歩く方が良い。
ベンチの有る休憩広場から上方、害獣除けフェンスを開閉して回遊路へ入ると、スズラン群落が広がる。 お洒落で可愛らしい💕お花なのに、撮影画質が良くないので、ここは美しいsa-chinさんのレコで鑑賞して頂ければ…🙇♂️
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4308410.html
🔹.移動して、額井岳へ。
額井岳登山口への脇道、途中「龍王ヶ渕」へ寄るつもりが失念…国道165線へ出てしまい、回り道して「十八神社」へ。⛩手前の空地へ駐車。
額井地区の産土神がお祀りされている十八(いそは)神社。
額井岳龍神様を祀る「一清の杜」からの湧水ご神水で清めて、登山安全のお祈り。🙏
ブログで書かれているが、やはり見晴らしの良くない山頂…でも明るい。
遠望の案内板はあるが、草木で見えへんので撮影せず😜 折角の設備がもったいないなあ😓
東屋床下に 蟻地獄がたくさん🐜💦
小さい頃よく悪戯したなあ…。
ゴミムシっぽい甲虫が落ちて、盛んに砂を駆けられてた。自然のせつり…無視😞
若葉のグラデションが美しい。
今日は陽射しが強いが、陽が遮られ”見晴らしの良くない”登山道でよかった かな😁(ひがんでるやん💦)
🐯さんに謝謝!
水資源開発公団反射板と表示されているボード、表面が剥がれているような気もするが、用を成してるのかな?
再び戒場峠に向けて、トラロープ連結のサカビラ山激下り!!
なるほど…ここを登った健脚お嬢さんsa-chinも、「下りは苦手」で敬遠するわけだ!
けどね、戒場山側からの上りへ続いて、ここの上りの連続で、超大変…だったろうなあ🤢
広まった戒場峠で一休み。
この下山で疲れたので、車までの帰路も考慮して未経験の戒場山は断念。
YamaReco アプリ”みんなの足跡”はないが、地図にもはっきり表示されている谷道を里へ。
🔹最初は倒木や枝葉で、あまり歩かれていない感じのつづら折れ道だったが、途中でコンクリートの広い車道に。
ガクウツギ(額空木)
同じ科でアジサイによく似るが、3つの萼片の大きさが異なるのが特徴と。
里は近い…のんびり野花を愛でながら戻ろ🤗
カラスビシャク(烏柄杓)
背景が邪魔して、いっつも撮るのが難しい😓
道端のミニ花園
ハハコグサ(母子草)、ニワゼキショウ(庭石菖)、ヘビイチゴなど…。
額井岳を十八神社王側へ下りて、龍王ヶ淵の🅿に戻る途上にここも歩いたsa-chinさんのレコで、注意して観てましたよ…ほんとにこの辺りのカカシ達は、皆さんヘルメット被ってましたね😅
「山部の赤人墓」東屋傍に万葉歌碑。
あしひきの 山谷越えて 野づかさに
今は鳴くらむ 鶯の声 (巻17-3915)
「山部の赤人」伝承の墓所で「…古くから村人は信じて疑わない」との、設置者の記名がない説明板あり。
出発点へ帰着。
🔹ワクチン接種済力支援「いまなら」クーポン利用で宿泊予約していた、地元宇陀市榛原町の「美榛苑」へ。
翌5月25日は、「美榛苑」東方の室生ダム湖を迂回して、行けなかった龍王ヶ淵周遊散策、それに鳥見山公園のツツジ鑑賞散策へ。
室生湖赤人橋上より、湖面の向こうに額井岳とサカビラ山の双耳峰。
sa-chinさんが「龍王ヶ淵」から歩いてきて、額井岳目指して登った戒場山麓の登山口…
戒場山への登山道を行くと、「戒長寺」へ上がる石段のそばに、整備された🚻。
まだヨシが低く水面が見え、ほとんど水に浮かんだ板の上を歩いている感覚。
池畔の赤いカエデに絡みつき、ハンゲショウの葉のように白化した葉が目立つマタタビの蔓。
ミミナグサ(耳菜草)
開花したらミヤマハコベに似た、花弁に切れ込みの有る花が咲くみたい。🧐
神社の手前、杉に絡みついたツタ。
梢まで白い花をたくさん咲かせて、ダイナミック!!
画像では針葉樹2本の間の蔦の隙間が背後の空のようだが、上部までほぼ全て花花花!
ツルアジサイにも似ているが、装飾花ガク片1枚で、葉が大きな鋸歯なので イワガラミ(岩絡み) の様ですね。
ヤマアジサイかな?
茎に泡が付いてる…アワフキムシ(泡吹虫)の巣だろうね。
堀越神社
のぼり旗のコロナ鎮静文言に、そだね~…とお祈り🙏
豊玉姫命の乙姫さま~玉手箱いらないから、願いを聞いてくださいな…
🔹再び額井岳の麓を鳥見山公園へ向かいます。
前方に鳥??
止まると威嚇するようにこちらへ、、、死角に入ったので車を動かせない!
そして前方草むらから何か溝に落ちたよう、、、
ヤマドリがかなりパニクっている様子で、反対側の田んぼへ下り、また離れた先から山中に入り、車の近くで泣き続けている。
車を前方に移動し、溝を覗くと…可愛い雛がじっとしている。他に数羽居た様子だが、早く離れてあげてとの相方催促で、現場をさよなら~
それにしてもお母さんヤマドリかわいそうにね…必死な鳴き声が響いてたなあ😔
🔹鳥見山公園駐車場着。
ここからGPSログ再始動。(*最下部のGPX記録地理院地図左側の軌跡)
下の展望台付近がよく咲いている。
いくつかの種類が植栽されているが、オレンジっぽいのはもう咲き終わている。
鳥見山山頂と額井岳方向への分岐。
今回は手前を、上の展望台へ。
右手大和盆地に香久山、畝傍山、耳成山。
奥に霞む金剛、葛城、岩橋の連山そして右端、僅かに霞む二上山。
名称由来で触るとネチャつくモチツツジ以外、ツツジはよくわかりません🤔
たち、みんなあ、、、
ご覧頂き、有難うございました!