二上山 雌岳~岩屋峠~竹内峠(日本最初の官道竹内街道と蛍の関跡)へ
2023年10月22日(日)
🔷 二上山南側の国道165号線は”日本最初の官道”と言われる「竹内街道」と一部重なり、まさにそこは歴史街道。
今回は「二上山万葉の森」コースで雌岳へ登り、次いで岩屋峠からダイヤモンドトレイルで竹内峠へ…国道を横切り「蛍の関」と呼ばれる関所跡を経由し、ダイトレ平石峠・岩橋山への分岐と分かれて万葉の森🅿へ戻るコースを、ヒヤヒヤ💦楽しんだ。
🔹休祭日の二上山駐車場、特に北側レストハウス側は半分ほどが工事中と有って、早くから満車になるが、9時15分頃に🅿着…幸い奥に1台分空きあり、ラッキ~☆
しゅっぱ~つ👩🦯👨🦯
出入口付近、今まで気づかなかった万葉歌の立札…
” ますらをの 呼び立てしかば さ雄鹿の
胸分け行かむ 秋野萩原 ” 大伴家持 万葉集巻20-4320
んっ…石塔のそば、ハナカタバミ(花傍喰)に囲まれて小さなお地蔵さん…なんで…??
鹿谷寺跡十三重多層塔…6月に塔のそばで11輪のお花を咲かせていたササユリ…しっかり11個の果実を着けてる😊近くにコウヤボウキ(高野箒)の花…今はこの花があちこちに。
花びらが5つに裂けて先がクルっと巻くようにそり返っている…その筒状の花が十数個集合しているらしいが、同じ方向にクルリンしてる”表情”面白いね🤗
鹿谷寺跡から登りゆくと直ぐに岩場…子どもたちの団体も元気に岩登り…
上方の広がった場所で子供たちの団体さんが休憩…我々は少し遠回りだが左手のなだらかな林間道へ…
🔹その先で岩屋からのコンクリート道へ合流、展望台前を登り行き「万葉広場」へ…。
「道の駅近つ飛鳥の里・太子」でまだホカホカをゲットした”赤飯・山菜おこわ” …折角なので眺望の良い広場のベンチで、ちょっと早い昼食😋🤤
眼前に広がる大阪平野…
🔹雌岳へ…直下の東屋はやはり多い…ワンちゃんも寛いで、昼食調理のいい匂い🤤
そんな中、窓辺の男性の手にやってきて、入れ替わり度々餌をついばむヤマガラたち…慣れちゃってんだねえ…流石にリスは来ないやろね🙄
雌岳山頂…撮影は12:06 お~日時計ぴったんこ!👏
当たり前か…😅
南側、岩橋山~大和葛城山~金剛山へとダイトレルートの山並みが重なる…。
🔹今日は竹内峠から駐車場に戻るコースなので、雌岳南側から下りゆく…ヤマハッカ(山薄荷)が…
峠の分岐をダイトレに沿って歩む…。
あれえ??…原岳・麻呂子山への分岐点だが…以前、樹に付けられていた明瞭な麻呂子山方向掲示板は無くなり、異様に黒くかろうじて原岳と読める板が有るだけ…なんでやろ?
竹内峠に近づくに連れ、傾斜がきつくなり道や木段も荒れがち…ダイトレチャレンジのトレランではこんな所を駈け下りて、岩橋・大和葛城・金剛の峰々を紀見峠まで約36kmを走るんや~すげえ~😅…とそんなことを思いながら、ゆっくりゆっくり~💦下る。
🔹国道166号線に出て、旧街道はすぐ左手へ…そこ渡らずに、旧街道を奈良側に少し下りて、国道下をくぐり抜けて階段を向かい側へ辿る方が安全だろうね…。
湧水の傍らに 竹内街道「鶯の関址」の石碑…
” 我おもふ こころもつきず 行く春を
越さでもとめよ 鴬の関 ”
康資王母(やすすけおうのはは) 作
登り行き、ちょうど下の国道に大阪府・奈良県標識の立つ頂部あたりに、居並ぶ大きな石標…..
真中石柱は大阪府と奈良県の国境を示す、ここから東は奈良県やで~って「従是東 奈良県管轄」…なんで奈良だけやねん??
左の大きな石の上段に、休憩所前にあった石標和歌の司馬遼太郎揮毫バ-ジョン…下段は、推古天皇二十一年に官道が置かれ、大陸の文物が都にもたらされた事、伊勢・長谷参詣で茶屋・旅籠も隆盛、松尾芭蕉・吉田松陰もここを往来した事など、そして明治十年頃から拡幅改修、昭和五十年県道から国道一六六号線に昇格、等が刻まれている。
右端石標は読めへん🙇♂️💦(調べたら…明治19年建立の「竹内嶺開鑿碑」とのこと)
二子山(ニ上山)の河内名所図絵に和歌の案内板と、そばに道標…そうや堺に発した街道は奈良の都の横大路で伊勢街道に繋がるんや、うんうん…けどお……
なんで歩道がキレるんや!😡…ここから170m先の歩道までムチャ狭い路肩を歩くことに😬…歩くそばを飛ばす車に😰💦💦ナンやねん!!キケン⚡
遠くなっても南側の「上の池」などの周りをたどる方がよいかな…知らんけど😅
ご覧いただき有難うございました🙏
・原岳/麻呂子山コース分岐より先は、ダイトレルートの方向へ行かれる方以外それほど通らない二上山登山ではマイナーなコースだろうと思う…けど。
竹内峠へ下りる手前ではところどころ急坂の木段や木の根っこが続き、少し荒れた感じで要注意。
それより、万葉の森🅿へ戻る際短距離だが歩道のない国道の狭い路肩を歩くことになったが、峠越えで飛ばす車もあり危険を感じる…”歩行者に注意”の看板も有ったが、車側からすれば「なんでこんなとこ歩くねん💢」と思われても仕方ないような…途中まで新設?されてる歩道…何とか早くつながることを願う🙏
なので峠の石標から少し戻り、ダイトレ平石峠方向の途中から「上の池」「北新池」等のふちから万葉の森🅿へ行けそう(未確認)なので、この次はダイトレを岩橋山まで登って帰路にこのコースをたどってみたい…と思う。