車載用ツイン扇風機を天付けに🌀🌀〰〰🎵
2021年5月
⬛ 今年1月メルカリで購入、しばらく手元に置いていた車載ツインファン扇風機を、助手席側天井に取り付けることに。
入手したタイプはクリップ式で、シガーソケット給電のプラグがON-OFF無断変速コントローラーになっているもの。
◼ エブリイワゴンはキャブオーバーなので、前席シート下と後席床との間に隙間がない。なので、暖房は独立して後席下より温風が出る構造だが、冷房は主として前席の上方あるいは左右シート隙間からのエアフローに委ねることになるのが弱点かな。
そのため、これまでDAISO購入のUSB扇風機(300円)を天付けし、車中泊も考慮してサブバッテリーから5V電源を配線して利用していた。このDAISO扇風機は非常に軽いので、天井のルーフパネルを止めているブラッシュクリップの穴を利用して、そのクリップでUSB扇風機を保持することもできたので、扇風機底部や配線を工夫して取り付けていた。
*DAISO「USB扇風機」
楕円形底部にプラ板と車中泊ベッドボードに使ったカーペット端材を貼り付け、真ん中に穴を開けて天付け。
電源コードは、ラゲージ壁面のサイドポケットに設置した自称「サブ電源供給デッキ」の5V給電から配線しソケットで供給。サブ゙電源供給・走行充電システム その①
◼では、ツインファン扇風機の改修と取り付け加工。
こちらは少し重いので、ボルト留めにするため、ブラッシュクリップ穴の加工が必要。
◾まず、ファン基台のネジ6個を外し、電源配線基盤を端に寄せるが、遠い方は線を継ぎ足す必要がある。
そして、私はシガープラグからの電源コードを、ジャックプラグで脱着できるように配線を加工(電源配線は天井パネルの間を通すので、脱着が楽なように)しているが、無くても支障はない。
◾次に、扇風機クリップ支柱の、ボール状になった先を基台に差し込む部分の出っ張りを除去。(細目の木工ノコでさっと切断😅)
そのド真ん中の凹んだ部分から、天井取り付け用のM6ボルトが貫通できるように穴をあける。
◾ここで、ブラッシュクリップ穴のネジ穴加工。
一般に、内側にナットを入れらない場合の方法として、ネジ穴を取り付ける ①ナットリベット加工と、ネジ穴を切削する②タップドリルビット加工が有る。
私は上の画像の右に載せている、タップドリルビットM6をドリルに取り付け、鉄板にネジ山を切る②の方法を実施。
ちなみに、①の方法はナッターをお持ちの方はとても簡単にできるのですが、ナッター工具のない方にもできる「ちょっとナッター」が市販されているので、何らかの折に検討されるのもいいかも。^_^
◾適当に回旋できるようにボルトの両端に平ワッシャーをはめて、天井取り付け準備。
*使用するM6ボルトは手元に有った長さ 40mm で 、ファン基台より上に抜ける長さは 20mm弱。
ファンを設置する天井ボードから車体屋根までのクリアランスは25mm。(私は、天井裏に断熱材を入れているのでその分距離がある)
なので5mm程度の隙間があり、ボルトが車体に当たることはない。
◼ シガーソケット給電プラグの加工。
◾製品オリジナルでは、シガーソケット(車ダッシュボードまたは延長ケーブル)に電源ブラグをはめて動作させるが、後席で操作できるようにプラグを加工し、ACC電源を直接プラグ基盤にハンダ付けして、にシーガーソケットは不要にした。
左Bピラーの裏に配線を通す。
ピラーのカバーを外す(完全に取り外すのでなく片側を広げるだけ)には、ピラー部分のドアモールを手で引張って外し、下画像の①の様に、シートベルト吊り下げ部片側をピラーの内側に入れ込みカバーを広げると、内張りクリップが外れて②のように広げることができる。
赤⇒は、ケーブルチューブでカバーした配線。
◼ジャックプラグを取り付けたファンケーブル先端を、Bピラーから天井パネルの上を這わせてクリップ穴から取り出して置く。天井パネルの穴は少し広げて置いたほうが作業しやすい。
扇風機のボルトをネジ穴加工したクリップ穴にねじ切らない程度に無理せずはめ込み、プラグ同士を接続。
中間に2Aヒューズを介したACC電源ケーブルを、グローブボックス裏のヒューズボックスから予め予備に分岐してあったダブルギボシ端子に接続。
*ヒューズボックスのACCまたはACC2の15Aヒューズを、分岐コード付き15Aヒューズ、あるいはヒューズケース付き15Aヒューズと交換すると便利。
コントローラーのSWを入れて作動を確認後、ピラーカバーとドアモールを元に戻す。
*この際、ピラーカバーのクリップを確実に押し込んだ後、カバー横の上下2箇所フックをモールの内側に挟み込んで戻す。
◼完成(^^ゞV 無段変速がいいね~~~♪♫ ファンそれぞれ向きを変えられるしね、、、
ご覧いただき有難うございました(^^)/