エブリイワゴン~天井・壁面に断熱材を装着

2018年8月

⬛ キャブオーバー型のエブリイワゴンは、他のワンボックスカーやトラック同様、エンジンが前席下部にあるので運転席が高い位置にあり、後席・ラゲージスペースも高く広く採れるメリットが有る反面、エンジン音を主とする騒音や、壁面が広いゆえの車内温度のコントロールに難がある。

今回は天井の断熱を目的に、まず材料(後述)ごとの遮熱テストをしました。
tenjyou
材料を装着した前後の天井内側の温度と、比較として外部の温度を測定しました。
測定日は、好天猛暑の7月21日 午後2時過ぎ。
DSCI1531
温度測定は温度センサー付きのデジタルテスターを用い、参照用に100均の温度計も使用。
naibu-gaibu

作業後すぐに投稿する予定でしたが、その後に新築ビルの建物で溶接の火花が断熱材に落ちて大きな火災になったニュースがあり、今回使用の断熱材はメーカーカタログで安全性を確認しているものの、材料表面には「火災防止上、火源を近づけないでください」とプリントされていたので躊躇していました。
acle

でも他の方の参考になるかと思い、今回Aclearの難燃性・耐火性の表示(下の写真)も添えてupすることにしました。
(追記;火災を起こしたビルは、設計では難燃性の断熱材仕様になっていたのが、実際には可燃性のものが使われていたとのことです。)
アクリア
比較テストを行なった材料は、上記の建築界では高評価の断熱材とされる、旭ファイバーグラス社製のグラスウールAclear。
もう一つは、以前に車SNSサイト「みんカラ」に投稿した「エブリルーム減音計画その2~ドア内張りに中国製シート使ってみました」に使用したAmazonから購入の中国uxcell社の自動車防音・断熱マット( 200cmx50cm) に、そのままでは粘着強力で、もろくて破れやすいため、DAISOの保温アルミシートを粘着面に貼り付けたものを使いました。
DSCI1131
両方の材料を車後部の天井パネルの隙間に入れ、未装着時とそれぞれ装着時の温度測定をしました。
その詳細は、「みんカラ」のSS-KINKONページに3回に亘り投稿していますので、そちらをご覧ください。
エブリワゴン~天井・壁面に断熱材を装着~前編
エブリワゴン~天井・壁面に断熱材を装着~後編(その1) 
エブリワゴン~天井・壁面に断熱材を装着~後編(その)

この処置で、遮熱、遮音の効果が増して、ドライブや車中が楽しみ!のハズですが、未だ買い物にちょこっとでかける程度。かつて経験した災害避難の車中泊も、その後も2回避難指示段階で準備していましたが、幸いに車中泊に至らずに済みました。

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災害で罹災された地域の復興が着実に進み、早く皆様が元の生活に戻れますように。

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Posted by ss-kinkon