信貴山🐯初詣🙏ハイキング
2022年1月8日(土)
🔶 仁王門手前の「信貴山展望台」の丘からスタート、朝護孫子寺境内の本堂、塔頭と山頂の「空鉢護法堂」へと、初詣と軽登山を兼ねた計画をしたが、、、
、、毘沙門天のご本尊がお祀りされている朝護孫子寺本堂は、参拝者が長い列を成していたので、先に信貴山雄岳山上の空鉢護法堂(くうはつごほうどう)へ。
次に、北側の「松永屋敷跡」あたりの曲輪(くるわ)へ下り、奥の院への参道(近畿自然歩道)を逆に本堂へ向かい、本堂とともに成福院・玉蔵院・千手院等の塔頭を巡り信貴山展望台の丘に戻ったが、上ったり下りたり、久方ぶりの心地良い負荷の信貴山ハイキングでした。
「信貴山展望台」。
ちょっとややこしい気もする名称だが、雄岳雌岳から少し離れた、信貴山朝護孫子寺の境内外側の丘。
展望台は、椅子が設えてあり寛げる。
左側に、竜門岳左右に連なる山並み遠望。
右側には、明神、二上、岩橋、葛城の山々のシルエットが重なる。
西北眼前に、信貴山雌岳と雄岳の双耳峰。
展望台周りは桜の木で囲まれている。
清掃の行き届いている🚻前から仁王門へ。
仁王門。駐車場がこの左下方と開運橋の西側、どちらも「信貴山観光iセンター」前に向かうので、参詣や観光でこの門をくぐる人は、通りの老舗旅館や下のバス停、あるいは麓から歩いて来られた方などが通ることになる。
大きな長細いワラジの先に、小さなワラジがぶら下がっている、、、??
「世界一の福寅」くん前は、やはり混んでいる。
灯籠に隠れて目立たないが、”俺たちもいるぜ!”と叫んでるみたいな怪しげな🐯たち。😨
こちらも灯籠の奥で目立ちにくいが、”日本最初多聞天出現霊地” の石碑。
んっ? 太子の戦勝祈願に出現した毘沙門天、なので寺のご本尊も毘沙門天のはずだけど、、、??
「多聞天と毘沙門天は同じ神様、”多聞天”は四天王として扱われ、”毘沙門天”は単独で祀られる時」らしいです。😉
笛を吹く馬上の聖徳太子像。「長崎平和祈念像」作者の彫刻家 北村西望氏作とのこと。
成福院前参道の角に虎柄のポスト。
これでもかと、頭に白い福寅くんもキバッてはる。😁
成福院前を右折して進むと本堂に至るが、すぐに本堂参詣の行列。なので、先に山頂の「空鉢護法堂」へ。
最近化粧直しの済んだ多宝塔の横から登る。
急坂の参道は、金剛山「千早本道」登り始めの九十九折れのイメージ。
息を上げている人、同伴者にクレーム付けてるおばちゃんを尻目に登る、、、ウン、金剛山が効いてるなあ~😏
途中で雌岳へ。ここも城の縄張りの曲輪(くるわ)。
*縄張り⇒城郭全体の曲輪の配置 *曲輪⇒戦略的施設・設備を構築するため堀や石垣、土塁で区切り区画した場所。
曲輪の先端に石碑のような、、?
標識ガードの石でした。
真ん中に「奈良県大和川水系ダム建設事務所 1級基準点No.2」の表示。
三角点・水準点同様の重要な基準点標識。大和川流域の河川改修やダム等で水害対処の「総合治水対策」の標識なのか?
戻って、雄岳を目指す。
頂上少し下の広場に城址の石碑。
背後に生駒山上のテレビ塔群が望める。
石塔裏面には、楠木正成、畠山義就も絡めて木沢長政、松永久秀に至る、紆余曲折の信貴山城の歴史が端的に記されていた、かな。🙄うろ覚え💦
雄岳山頂の「空鉢護法堂」。
拝所の舞台は、僅かに西寄りの南向き。
東側は木立ギリギリに竜門岳。一昨年の初日の出🌄はここで迎えたが、そのギリギリから陽が昇った。
その様子はこちら「信貴山頂で迎えた令和2年元旦のご来光🌄」
手前、雌岳がこんもり。麓に「信貴山観光ホテル」や駐車場など。
正面から左には、金剛山を起点に山並みがL字に屈曲し、霞む和泉葛城連山が加太へ延びる。
なぜだか、ワクワクする山並みの眺め。
このお堂の拝所、手前にトグロを巻いた巳いさんの置物。
願い札絵馬の龍はミーサン(龍王)、カップ酒と卵数個のセットが入口受付に用意されていて、それを買い求めてお供えするようだ。
お堂の在る狭い頂部、天守台名残の岩石か。
出入口以外の周囲は、急峻な崖地。
お堂背後の石垣も名残りかな?
城跡石碑の広場で、昼食。
「さん天」の「ズワイガニと旬の海鮮」天丼+竹輪天のおまけ。陽当りの良いポカポカ場所で、ごちそう様!
この日はハイカーも多い。
正面に淡く、高見山のシルエット。
向こうからも、こちらあたりを眺めてるハイカーいるんだろな。向こうは小屋上展望台に望遠鏡👀も有ったしな。
北側へ下りて、裾に広がる曲輪へ。
ちょっとお腹が冷えそうな武者。
お主、風邪ひくなよ、オミクロンにも気をつけようぜ。
保全活動に参加しているこの場所、出会った若者2人の案内も兼ねて「松永屋敷跡」の曲輪へ。
その先の段差のきつい曲輪も金属階段が整備され、何なく巡ることが出来た。
奥の院への参道へ下り、朝護孫子寺境内へ向かう。
かなり下りたつもりが、宝青院傍の池上に見える山頂は、すぐそこ。なんだアそうなんだと、今更、、😓
登りはじめた場所の多宝塔へ到着。
行列が減少してたので、本堂へ。
ここでも、合掌だけの人、2礼2拍手する人色々。
ご祈祷受付は白赤の巫女さんスタイル、、でも祈祷では般若心経が聞こえてる、、、😕
本堂舞台からの眺めは、スッキリ。
次いで、成福院へお参り。
お坊さんが、お参りの善男善女の頭を笹でチョンチョン。🙏
玉蔵院へ。
子虎ならぬ、”虎の威をかる”でもなく、虎の衣を着たワンちゃんたちもお参り。
この欲張り寅さん、、、くわえた札束にまだ小銭を乗せる細工が。🤣
千手院へ下りる。
カリン(花梨)の木に、実がわずか。
説明に「空海(弘法大師)が満濃池改修に訪れた時、唐より持ち帰った苗木を植えた」と。更に「この木はS63年第39回全国植樹祭香川県満濃で当時の皇太子ご夫妻がお手植えされた種が成長したもの」と。
千手院では、護摩を焚いて太鼓を叩き、山伏スタイルでご祈祷されていて、塔頭それぞれの方法で一興。
パパとお子さんvV、ここはおチビちゃん連れが似うスポット🐆🐯
「世界一の福寅」くん、普段は無かったお立ち台が設置されてる、、、なので人気アップ!してんだ。
寅さんたち近くの脇道を「劔鎧護法堂(けんがいごほうどう)」へ、プチ伏見稲荷っぽい鳥居の連なる道を下る。
「空鉢護法」と同様に国宝「信貴山縁起絵巻」に描かれた、命蓮上人の祈祷で剣鎧護童子が輪宝を廻し天を懸け、醍醐天皇の元へ行き、病が癒やされた、その「劔鎧護法」のお堂。
静かな参道に小トラ🐆??
あたり~! キジトラの子猫ちゃんでした。😸
松ぼっくりを転がしては追っかけ、独り遊びしてはりました。松ぼっくりを転がしては追っかけ、独り遊びしてました。
疲れたか、しばし休憩、ふ~🐱。
「信貴山観光iセンター」向かいの、寅まんじゅうと、みたらし団子のお店。人気ですが、皆さんそこでパクパク談笑、そんな蜜、、なんとも。
で、仁王門を出て「千体地蔵尊」へ。
その前が、先程と同じ「曾我之家本店」。
ここは「寅まんじゅう」とよもぎの「焼き餅」の出来たてを販売されているので、トラさんを購入。店頭入口ノレンが変🙄?
験担ぎかと確かめたが、お店の方も気づいて無かっただけ。😅
「信貴山展望台」着。
早速、「寅まんじゅう」ご賞味、いっただきま~す(^.^;
このあと車中で、この時間でも登リ来てノロノロ渋滞する車を眺めながら、持参のポットお湯で、芳しいコーヒータイム。☕~
上ったり下りたり、適当にいい負荷のハイキング、、、
時には修験の法螺貝の音も響き渡る真言宗のお寺、お参り?お詣り? ある程度理解しつつも、神仏習合にちょっと戸惑う参詣ハイキングでした。
ご覧いただき有難うございましたm(_ _)m