車載モニター取付け ~ヘッドレストタイプをオーバーヘッドに~ 改訂版Ⅱ(コンソール蓋固定式)
2020年5月
⬛ 車載ヘッドレストタイプモニターを、スズキエブリイワゴンハイルーフタイプ(DA-17W)のオーバーヘッドコンソールを利用して、後席から見やすいオーバーヘッド式に改修する方法。
この記事は、前回の改訂版Ⅰ(タイプレート式)に続く、改訂版Ⅱ(コンソール蓋固定式)の記事ですが、使用モニター機種や配線等を参考にされる方は、前回の記事をご覧ください。
以下ライン内は再掲。
◼ この記事は、スズキエブリイワゴン(DA17W)について、2019年7月投稿の「 車載モニター取付け改修 ~ヘッドレストタイプをオーバーヘッドに~ 」を、より簡便に取り付けできるようにと工夫してみた、云わば「改訂版」ⅠとⅡの方法をご紹介。
◾改訂版Ⅰ(タイプレート式) ⇒ オーバーヘッドコンソール(OHC)を加工することなく、タイプレートと平プレートのみで装着する方式。
◾改訂版Ⅱ(コンソール蓋固定式) ⇒ OHCの蓋に、ネジ止め固定する方法。
🔶改訂版Ⅱ(コンソール蓋固定式)
作業①
OHCの蓋を外す。外し方は、蓋を開けて水平にし、右側の止めている部分(コンソール本体側)に溝があるのを確認して、水平に引き出す。左側に歯車、中央にバネが付いていて蓋から取れることはないが、ゆっくり丁寧に。
はめ戻すときは蓋を水平にして歯車側から差込み、右側をはめ込むが、その時バネ先端をコンソール本体側の出張りの溝に引っ掛けて入れるほうが良いかも(後からでもできるが)。
🔸作業②
モニターの突起(以降「突起部」と呼ぶ)を差し込むボックス部分を、コンソール蓋にネジ止めする穴をあける作業。
ボックスを分解して、差し支えない穴あけ位置を確認、同時にコンソール蓋側も、裏側がカードやメモなどを差し込んで止め置けるようになっているので、差し支えない位置を考慮してネジ止めできる位置を決める。
下の画像右側、ボックスは中で仕切られているので、差し支えない四隅に穴を開け、その位置でコンソール蓋側もネジ止め穴を開けている。
蓋の裏側。木ネジ様のネジを使用したが、蓋に厚みがあるので、先があまり飛び出ずにしっかり止めることが出来た。
下の画像は、蓋に装着する前にモニター本体突起部を差し込んだ状態。差し込んでロックするスライドノブが付いているが、オーバーヘッドは差込部が下側になり、多分現在の製品は軽いので、そのようなことはないと思うが、モニター本体が2.23 Kgと重いためずり落ちる。
そのため、落下防止用に突起部のカバーネジを一つ外して、その位置にボルトを差し込む工夫をした。(後述)
🔸作業③
コンソール蓋に、ボックスを取り付ける。その際、モニターが後席側に適正に向くように、下側に適当な嵩上げできるものを挟み込む。(ここでは、不要になった内張りクリップの出っ張りをカットして、2つ重ねにして利用した。)
🔸作業④
作業①に記載した、扉をはめ戻す要領で取り付ける。
画像では、落下防止ネジを仮止めしているが、モニター本体突起部を差し込んでからでも、簡単にねじを差し込める。
モニターを取り付け、落下防止ネジをさしこむ。
モニター本体を起こして、HDMIケーブルを繋ぐと完成!
下から仰ぎ見ると、こんな感じ。(^^)V
以上です。
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