初秋の岩湧山登山~ススキと花の頂へ
2020年10月15日
🔷 初めての岩湧山登山。しばらくハイキングも遠ざかっていたのに、ほとんど情報を得ず、登りに「きゅうざかの道」、下りに「ぎょうじゃの道」を選択したのだが、、、、
大阪近郊の人気の山なので、気軽に登れるとタカヲククッタたのがまずかった。💦
「きゅうざかの道」はやはりきつかったし、「ぎょうじゃの道」は急坂の石ころ道に落ち葉が積もり、下りは滑って危険。転倒して足をくじき、加療するはめに、、、、(T_T)
赤線が往時、緑線が復路 (四季彩館のマップに上書きさせていただいています m(_ _)m)
🔹「岩湧の森」入口から最上部の無料駐車場P1に。到着時に2台分が空いていた。
車道の両脇にはシュウカイドウ(秋海棠)の花
寺の周辺は刈り取られたと、他の方の山行記録にあったので諦めていたが、思いがけず(^^)/、、、野生かと思いきや、参拝者がお供えに持ち込み増えていったそうだ。ムカゴやタネで広がったのでしょうね。
車道から道標に従い、山道とその先の木段を登りテラスへ出ると、そこが「四季彩館」。
「四季彩館」から「いにしえの道」を通り「岩湧寺」へ。林間一面にシュウカイドウ。境内への苔むした石段あたりから上は、やはり刈り取られていた。
まずは、お参り🙏。十三重石塔そばの立札で寺の由来を知る。その下の石仏がなんとも風情が、、、。
🔹本堂裏から林道岩湧線に出て、少し登ると登山口。道が二手に分かれ、右の木段が健脚向き「きゅうざかの道」頂上まで60分、左の比較的平坦な道が一般向き「いわわきの道」で頂上まで90分。
*写真を撮り忘れたのでGoogleストリートビューより拝借
岩湧山初めてなのだが、お昼すぎなので近道をと上りに「きゅうざかの道」を選んで、、、😥💦
ウオーキング風に、手ぶらでスタスタと追い越し登っていかれた男性が2名おられたが、きつい~とこぼしながら休み々登る。
最初コウヤボウキの花かと思ったが、シクラメンかアオイのような葉で他の方の投稿で知ったテイショウソウ(禎祥草)
テンナンショウ(マムシグサ)の仲間の野草
ダイヤモンドトレールと合流。
🔹トレールを山頂方向へ。程なく下りになり、ススキの山頂への木段手前に「岩湧山山頂トイレ」。
手洗い設備はないが、便器の洗浄水は循環再利用できるシステムとの説明掲示があった。
そばまで自動車道が来ているので、きちんと管理がなされている様子。それにしても、とても有り難い!!
手指消毒液とともにアルコールナプキンも所持しているので、清拭して山頂へ。
もうすこしだが、「きゅうざかの道」のダメージか、続く木段が結構きつい!
キンミズヒキ(水引) ミズヒキはタデ科、こちらはバラ科。”水引き”らしくないのになあ、、。
センブリ(千振) スマホ撮影のピントがうまく合わず、イライラしながらも開花した野草を愛でながら、ゆっくり山頂へ。
🔹山頂到着\(^^)/
以前、葛城山にツツジを目的に登ったが、頂上まで行かず葛城高原ロッジあたりで下山したが、やっぱりね、、、^^;
西ノ峰へ。ススキのなびく原と開けた視界に癒やされる(^_^*)
西北方向を望む。泉南地方から大阪湾あたりを眺めているはずだが、霞んでいて、右端に見えたPLの塔以外はどのあたりかよくわからず。右端下方に槇尾山らしき山並みも見えているが、、、。
西の滝畑側を望む。
他の登山者の話し声で、右側に西国33所参りで登った「槇尾山施福寺」があるらしいが、これもわからず。
🔹まだススキの原は続いているが、食事後冷えてきたので引き返すことに。
戻りはダイトレコースから「いわわきの道」へ。
途中で、落ちた枝などを処理しながら登ってこられたご老人、「今日は冷えるなあ!」と大きな声で話しかけてくれた。
腰に布で包まれた大きなノコギリ。通路の倒木を処理してきたとのこと。
信貴山でも、雨後の崩れたところなど、登山道(ケーブル跡)を整備してくれていた高齢の方がおられたが、同じように
自主的に整備していただいている方がおられたのだ!
感謝! いつまでもお元気で!!m(_ _)m
コウヤボウキ(高野箒) 広がる枝を箒に利用したというコウヤボウキ、花弁先端のクルクルが面白い
ミカエリソウ(見返り草)
大半の葉が虫食い!!ネットで見た写真も虫食いが多く、調べたが詳しい記述は見当たらなかった。毛虫らしいが、、、
🔹湧き水前の展望デッキ。この手前の下り坂が「ぎょうじゃの道」。
しばし休憩後、お嬢さんたちが降りて行った、少し荒れた急坂を下る。
駐車場前に出るのでと、このルートを選択したが、ところどころ荒れて、小石に落ち葉が積もった急坂は滑りやすく危険!
途中滑って転倒、翌々日右足先の腫れと疼痛で、整形受診するはめに(-.-;)。
水は急坂の谷間を、ときに滝のように流れ落ちていくが、ひときわ大きい滝が木の間に見え、その横の岩壁に黒黒とした影。
その先、眼下の谷向こうに歩きやすそうな敷石の道が見え、ハイカーがスタスタ下りていく、、、(._.)
程なく林道岩湧線に出て、ヒヨドリバナ(鵯花)が優しく揺れる駐車場着。
🟠反省、、、「急がば回れ」を痛感(-.-;) した山登りでした。
山登りコミュニティサイト ヤマレコ「YamaReco」より転載
ご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m