下市~黒滝 吉野路 花と名水を求めて🌺
2021年3月24日
🌺奈良県吉野郡下市町の「広橋梅林」、月ヶ瀬や賀名生(あのう)梅林は行ったことがあるが、最近になって奈良県三大梅林の一つだと知った。
何度か行った洞川(どろかわ)方面への途中なのにスルーしていたのは、国道309号線が梅林のある地域の下方の谷筋を通り、しかも梅林の入口となる道が坂道のヘアピンカーブ先端の脇道(旧道)で、案内看板もあるがカーブした車道前方に注意が削がれ、その後の急坂ワインディングロードを経てトンネルで丹生の方へ抜けてしまうので、まさか上部に梅林が有ったとは、気づかなかった、、、のだ。
*GoogleMap利用
🔹今回この地区へ行き、山の上の集落にバス停があるのを見て、ハッと気づいた! 紅葉の「みたらい渓谷」から洞川までのハイキングで、初めて近鉄下市駅前から奈良交通バスに乗った際、国道から細くなった旧道に入ってこの地区を通り、「〇〇家前」だったか、ポツンと建ってる、お宅の名字らしいのが、バス停名になっていたのを思い出した。
もうそのバス停も家もなかったが、バスは今もそのルートを運行されていた。🚌💨
広橋梅林の「梅まつり」は例年3月中旬に行われていたとの事だが、昨年同様、今年も新型コロナで中止となったようだ。
時期的に遅くもう咲いていないとは思ったが、「黒滝・森物語村」方面まで行く予定なので、またの機会のため立ち寄ることに。
🔹 下市町に入り国道309線「千石橋」で吉野川を渡り直進、10分程度で「広橋梅林」のあたりに着くが、その前にいつも立ち寄る「美吉野庵」で、うどんと串こんにゃくで腹ごしらえ!🍜🍢😁
ここは「大川のこんにゃく」で知られる株式会社オーカワさんの直販店。国道に面した製造工場隣の店舗で、道路傍のテーブルで食べる味のあるユニークなお店。
今回は串コンと、「かけるこんにゃく激辛まぜうどん」やったか?の中辛を戴いたが、、、😅~😂~🤣💦 ゲキ辛はどんなんやろ、、、。
( 美芳野庵ブログ https://ameblo.jp/miyoshinoan-blog/entry-12670836041.html)
ハア~🥵
🔹美芳野庵から数分で、「広橋梅林」の地区へ。
広橋峠バス停に近い「よしの広橋スマイルビレッジ」南側の道路へ上り、先へ進む。
*カーナビ画像利用
咲いている!🌺🌺🌺 しかも、ここはカラフルできれいな彩りが続く。
さらに上部の道へ。
梅の他、アセビ(馬酔木)などの花々も彩りを添えて美しい景観を醸し出している。
🔹僅かな距離の散策だったが、堪能して黒滝へ。
黒滝村の「道の駅 吉野路黒滝」でしばし休憩。
メイン建物には物産館、コンビニ(手作りホカホカ弁当と飲食コーナー有り)、外にはジビエの麺類カレーなどの販売、隣には南都銀行も在る。
*カーナビ画像利用
駐車場を挟んで向かい側が「黒滝こんにゃくよもぎの里」。こんにゃく、草餅、手作り民芸品などの地元の方の販売所。
ここは、地元のご婦人方の手作り串こんにゃくが超人気。初めて奈良交通バス利用で「みたらい渓谷」へ行った際、この道の駅で休憩タイムがあり、皆さん購入しているのでツラレて、、、鍋から自分で串を選んでパクつく手作りの食感とツユの滲みた味、、、以来、行き帰りに欠かさず真っ先に立ち寄っている。
今回も、無論お目当ては緑の屋根の串コン! 清流を眺めながら咲き始めた桜の下で舌鼓😋がたまらない。
🔹道の駅出入り口の橋を出て、すぐ先で道が分岐。右へ進むと洞川方面、左は県道138号線(赤滝~五條線)で黒滝村役場方面。
数分で「黒滝・森物語村」へ。宿と温泉施設があり、暖かくなると丹生川河川敷でバーベキューや川遊びの日除けテントが並ぶ(有料)。
施設内、裏山散策道を登ると、「黒滝吊橋」出入り口に出る。長さ約115mで高さ約35m、吊床版橋では日本最長級の吊橋との事。
吊床版橋は主ケーブルが直接歩道を支えている形式で、床版に地元の吉野杉丸太が使用されているとのことだが、、、元々高所恐怖症なんだけど、勇気を振り絞ってなんとかトライをと、渡り始めてとんでもないことに気づき😰足がすくんで😱、、そ~と引っ返した🥶。
よくある両側の鉄塔に取り付けた主ケーブルに橋がぶらさがった構造とは異なり、目線から上は何も無く(それだけでも怖いのに)、床面を起点に上部は水平に揺れやすい構造ではないのか?との思いがふっとよぎる。それに傾斜もかなり!
しかも、もっと怖かったのが、歩く部分は丸太を半分程度に削ってあり(つまり薄くしてあり)、かつ隙間が有るので、、、恐怖心増強!!
こんなとこ歩ける人の神経はどないなってんねん、、、、
下りたアマゴ養殖場近くの川べりにも吊り橋があるが、こちらは両端鉄塔から上部ワイアーで吊って有り、敷板も下が見えず幅広、距離も短かいので、ホッとして北側上方の先程の吊り橋を眺めながらゆったりと渡り、向かい側県道を戻る。
🔹「黒滝・森物語村」からさらに丹生川上流、黒滝村役場前を通り、県道138号線を南東方向へ進むと、「黒滝・森物語村」の姉妹施設「きららの森・赤岩」。コテージ・バンガローの宿泊施設に、テニスコートも付設。
*カーナビ画像利用
丹生川にかかる太鼓橋や赤岩渓谷への遊歩道など楽しめるスポットのようだ、、、が、ここは眺めるだけで(^^)/~~~
*Google Street View利用
🔹さらに2km弱上流の「赤滝」に行ってみることに。
ここは、ちょっとがっかり。県道の「赤滝五條線」の呼称にもなっている赤滝地域。説明板の背後山中にいくつかの滝が有るのだろうが、石の多い谷入り口から覗いて見ても滝は見えず、ハイキング道も無さそうだし、歩きにくそうなのでパス。
赤は閼伽のことで、清浄な水の流れる滝だとの説明。「赤岩渓谷」は赤みを帯びた岩が連なる渓谷なので、ここも赤い岩の滝だと思いこんでいたので、ちょっぴり、、、😞
🔹下市町へ戻って、「吉野川湧水」を戴きに。
吉野川にかかる千石橋の手前で、県道39号線(五條吉野線)を吉野側へ400mほどの場所。
*Google Street View利用
喫茶「ゆうすい」さんとつながるようにタイル敷きの歩道、川辺の大樹の木陰の下にベンチも設置され、寛げそうなスペースに東屋のような粋な造りの採水所。
吉野川の流れと、向こうに下市の町並みなどが眺められる。
採水は2回目だが、変わらぬ水量で流れ出ている。
*Webで「吉野川湧水」を検索すると、YouTube動画などの投稿も有るのでご参考に。
「願」と記された額には、
山や海や河、そしてて土、水、空気、自然が、
人間の作る公害で これ以上汚れませんように!
と思いを込めた言葉と、利用方法が記載されている。感謝🙏
この吉野川湧水、地元の方々が管理されているそうでで、連絡先も明示されておられる。
川側、柵の外にペットボトルが捨てられてあったり、、、マナーとルートを守って利用したいですね!
ご覧いただき有難うございました!