大阪府民の森緑の文化園~むろいけ園地

2021年10月10日(日)

🔷 昨年7月以来、久しぶりの「むろいけ園地」、今回は南側と西側のコースは、池の外回りに設定。

体力があれば飯盛山「飯盛城址」あたりへもと目論んで出発したが、新型コロナの対応による体力低下や膝関節痛で、あえなく飯盛山は断念。😥

🔹まず、園地入口ちかくの「ネイチャートレイルコース」を南に行き、ボードウオーク(木道)から中堤へ出て、池を横断。

昨年7月には美しいハンゲショウ(半夏生)が広がっていたこの場所、タデ(ミゾソバ)やツリフネソウが繁茂しているが、木道沿い整備のための刈り取りと猪の掘り返しで荒地の様相。

*この場所の昨年の様子

 

 

 

 

今回、比較的マシな場所の ミゾソバ(溝蕎麦)と、ツリフネソウ(釣船草)

 

 

ミゾソバの花 タデ科は花が開くと繊細でとても美しいが、花弁に見えるものは萼とのこと。

 

 

 

🔹池傍の最短ルートは、大雨による土砂災害で通行止め。迂回して中堤を渡る。

離れた山中からカン高い話し声が聞こえ、だんだん近づいてきたが、やや年配の賑やかな”お嬢さん”たちが現れ、案内板を覗き込み「この橋渡るんかいな?」、、、ワイワイかしましい。^^;

この、池を仕切る堰堤が”橋”に見えてるのかなあ?

“お嬢さん”たちがやって来た道を登る。少し行くと、くさか園地・阪奈道路方面への分岐点。

案内板そばの大きな樹に、袋果から顔を出した朱い実がぎょうさんぶら下がってる。コブシ(辛夷)の実で、あたり一面にも実が点々と散らばっている。あの白い蝶の舞うような美しい花が、この奇妙とも感じる袋果に変身するのだから、不思議🙄

 

🔹 分岐を池側に沿うように「権現川(ごんげんがわ)コース」へ進む。

まだ生きている倒木で出来たアーチ。コナラか樫の木?これはこれで趣がある(^^ゞ

東屋の設けられた谷地の湿地帯、歌とサギソウ(鷺草)說明の立札。柱に「四條畷中学校」の記名有り。
数本株が見えるが、決して持ち帰られることの無いよう願う。

🔹改修記念碑のある、池からの放水路が造られフェンスが設けられているあたりを下っていく。
フェンス沿い外側に秋咲きの ノハラアザミ(野原薊)
フェンスの上から覗き込むように写すと、葉と花や蕾たちの総苞片が仰々しいトゲトゲ、痛そう、、、(-.-;)

更に、遠目に野ぶどうと見間違った果実に近寄ると、金網から飛び出しているタデの仲間。

柄が葉の下面に付き、茎の逆向きトゲと茎を囲んでいる丸い托葉が特徴的な イシミカワ(石実皮)

 

 果実のように丸い多肉化した萼のなかに、黒い種が顔をのぞかせている。👀

 

 

 

 

果実をを包む種々にに色づいた萼の玉、たま、タマ~。

これはまさに、野ぶどうの色合い。

 

 

 

水路の反対側、湿った崖にびっしり苔が、、、ジャゴケ(蛇苔)。

緑のタペストリーのようなジャゴケの壁面に ツルアリドオシ(蔓蟻通)の赤い実。

 

6〜7月、茎先に2個並んで白い花を着けるが、面白いことに実は一つ。

実の頂に2個の花の跡が残ってるのが面い。

 

 

🔹放水路が谷川に合流するあたり、砂防堰堤からの流れが、爽やかな滝のよう。
その横にも、川床くらいの位置から排水されているようだが、鉄分が多いのか、壁が茶色になり柱のよう???

すぐ近くに、水量は少ないが、岩盤を流れ落ちる、いっちょ前の滝。

 

🔹この先で、権現川コースからルートを外れて「かるがも橋」方向へバイパスする狭い細道を行くが、急坂で俯向いて登る途中、突然思い切り頭をぶつけて転倒🌟★~ 下を向いて帽子の庇で隠れて気づかず、、、太い倒木2本あり!

権現滝の音が響く辺りで、権現川コースから登ってきた道と合流、「かるがも橋」方向へ。
更に、ネイチャートレイルコースを北へ。

途中に、”ススメバチに注意”の小さな立て看板。その先の道のそば、大きなコナラの木の幹に黒い粘着板が取り付けられている。

動画で撮りたいほど、🐝5匹ほどはうごめいていて、、、😨💦

自分も黒ずくめに近い服装、、、怖い、怖い。

🔹 画像の正面奥から辿りつたところが、ネイチャートレイルと蟹ケ坂コースの合流点。

ちょっとした広場とベンチ。午後2時過ぎだが、ここで遅い昼食。

 

この後、更に野花を求めて蟹ケ坂コースを砂防堰堤辺りまで下りて行ったが引き返し、園地入り口の🚻を目指す。(^^ゞアブナイノデ💦

 

ご覧頂き有難うございました!

この記事は、山の情報アプリのマイページログ「むろいけ園地~外回り」を利用しています。

 

 

 

 

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Posted by ss-kinkon