くるまのドア、内壁内張りクリップの補修・補強

2018年5月

⬛DIYで車の内壁やドアパネルの取り外しをされる方は、往々にして内張りクリップ 、ドアトリムクリップが効かなくなる経験をされていると思います。

*この作業をされる前に、クリップが効かなくなったら、まず最初に車体側のはめ込む穴が、わずかに内側に凹んでいて効かない事がありますので、プライヤ等で穴の周囲を少し外側に曲げるように処置してから、再度クリップをはめてみて下さい。それでもだめな時にこの作業を試して下さい。

クリップ

私も、エブリイワゴンの減音・断熱や配線のためにパネルを外すことがあり、都度クリップの鈍りを経験しています。

ですので、DIYされる時には事前にクリップをいくつか用意しておいた方がいいのですが、ヘタったクリップを廃棄するのは、もったいないですね。

ドアトリムに中国製シートを貼り付けた作業紹介で触れましたが、コスパからAmazon利用購入をしています。
写真の右側はトヨタ用で、袋にNT-465のナンバーの記載がありますが、エブリワゴンにOKでした。

見た目は同じようでも、中国製はカスタマーズレビューを参考に、慎重な購入検討が必要ですね

こちらも見て下さい→https://minkara.carview.co.jp/userid/2903716/car/2513605/4802732/note.aspx
上の写真左のクリップはドアトリムクリップでしょうが、形状が同じエーモン商品の場合は、カスタマレビューで評判がとても良いので、こちらの中国製の材質が良くないのでしょうね。とても軟弱でつぶれるので、使い物になりません。

でも、この軟弱なクリップも、数個残ったものを、コンニャロ!ってんで、補強してやることに。

グルー
作業は簡単で、接着材のグルーを使います。固まっても少し柔軟性が有るので、クリップ補修にちょうど良いと思います。

グルーとグルーガンはDAISOので購入しました。
40B19バッテリーキャリングケース作製で、プラケースを上下に接ぐのに、これを使用しています。https://minkara.carview.co.jp/userid/2903716/car/2513605/4776742/note.aspx

グルーをクリップの隙間に”詰め込む”感覚で行います。
クリップは、ほんの少し舐めた状態で効かなくなっていますので、盛りすぎないように!形状に沿ってへら等を使用し表面を整えて着けます。
ミニマイナスドライバーを貫通する部部(胴の膨らんだ所)に差し込み少し広げた後、そこへ入れ込むようにつけるといいかも。前述の中の空洞な軟弱クリップは、グルーを充填してやリました。

つけすぎたり、出っ張たりしたところはカッターナイフで整形できます。

どの程度かは個々に試してみてください。

KIMG1464
グルーガンは使用中、先を下に向けて立てて置くようになっていますが、ヒーターが入りっぱなしだと、グルーが漏れ出てきます。作業に応じて電源を入り切り出来た方が良いので、SWを付けた方がいいと思います。

簡単に、中間SWを付けました。 重宝しています。

余談ですが、何かで、金属壁側に残ったクリップをペンチで取ろうとして潰した、との書き込みを見ました。もったいないですね。
リムーバーを使用すべきです。

クリップリムーバー
左端のクリップクランププライヤーがあれば一番良いのですが高いので、ドライバー状のクリップリムーバーか、多用途な右側のリムーバーを使用すべきです。特に右側の内張りはがしのリムーバーは、横の配線通しのワイヤーと共にDIY必需品ですよね。

 

ご覧頂きまして、有りがとうございました m(_ _)m

よろしければ、「みんカラ」マイページもご覧ください !

にほんブログ村 車ブログ 車いじりへ
にほんブログ村

Posted by ss-kinkon