まだきれいな花が咲いていました!~ワタ畑~奈良県北葛城郡河合町

2018年10月16日

「靴下の町」として知られる奈良県北葛城郡河合町は現在、住宅資材、農業資材、家庭用品などの布生地の織布も盛んで、昔から原料として育てられてきた木綿の原料の「ワタ」の栽培畑が所々に見られます。

またこの町は、「かぐや姫」伝承の地にもなっており、歴史を紐解いていくと、竹取物語の翁の住まいが大和国広瀬郡散吉郷(現在の広陵町)で有ったと、昭和29年に大阪市大講師が発表。なので、「靴下の市」や「かぐや姫まつり」がたけとり公園で行われていますね。
wata1今回始めて目にする芙蓉の仲間の「ワタ」の花。とてもきれいな花を咲かせていましたが、酔芙蓉(スイフヨウ)のように花の色が薄黄白色から紅色に変化して2日ほどで萎むとのこと。
wata4今回ワタ畑を最初に見たのは、ブログにも投稿した県営馬見丘陵公園の「第8回馬見フラワーフェスタ」の時に駐車した、隣接する竹取公園駐車場の傍。

写真の奥の杜が馬見丘陵公園。右コンクリートブロックの上が竹取公園駐車場。
wata1このときは簡単に撮影し帰宅。2日置いて、以前近鉄池部駅からのハイキングで見たことの有る丘陵公園東側の辺りを探しに。覚えていた場所は稲刈りの痕。別の場所を探しに。やはり広陵町ですね。すぐに見つかりました。
wata11夕暮れ近いワタ畑。ワタの白いコットンボールが浮き立ちます。
wata10時期的に花が見られるとは思っていませんでしたが、数個観ることが出来ました!
wata3こんなにきれいな花。夏にお花畑になるのかなと、想像が膨らみます。
wata7写真の上側に緑と茶色の蒴果(さくか)。
wata8蒴果が弾けて3~4つに仕切られたコットンボールが顔をだします。この中に種が有り、手で取るのは難しいので「綿繰り機」で綿と種を分けるそうです。

なぜかショウジョウバッタが多く、カメラにも止まってきました。長い脚のこちら側が有りませんね。

しばらく手を動かさず休んでもらい、別のデジカメでパチリ。
wata12

この記事は、所属するFacebook「奈良県 花 情報」グループでも投稿しています。

2019年7月追記:

 ブログ誘導禁止(規定)か花の名を教わったグループの方を感謝の意味で記したことが原因なのか、理由不明ですが、生駒市ふろーらむ関連記事を何らの警告もなく削除されましたので、線引訂正しました。 アフェリエイトはやらないので、広告のないライブドアブログのPC版で補完的に関連記事のURLを添え書きしていましたが、スマホ版では広告削除出来ないので規定にそぐわない何らかの”ご迷惑”をおかけしたのかとも思います。(これがきっかけで、今回WordPressへブログ移転を致しました。)

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Posted by ss-kinkon