馬見丘陵公園南エリアを散策~秋の風情に癒されて

2018年11月17日

🔷所用ついでに奈良県営馬見丘陵公園の南エリアに立ち寄り、国史跡巣山古墳に接するあたりを中心にぶら~りと散策。
KIMG1935巣山古墳との境界生垣のサザンカ(山茶花)がきれいに咲いていました。

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KIMG1936三吉2号墳周りも秋色に満ちています。
墳丘背後を囲むドウダンツツジ(灯台躑躅)はもう赤茶けた色合いでしたが、それに続いて目を引いたのが赤い実が鈴なりのサンシュユ(山茱萸)。
KIMG1943春のサンシュユのあの淡い黄色のモジャっとした花からこの紅い実は想像しがたいですね。
 KIMG1950グミに似た実ですが食用になるとのことです。以前、まだ黄色いのを通りがかりの子供が齧って、渋い顔つきで吐き出していたのを見ましたが、完熟した実は美味しいなんて書かれていたのを思い出し、一つぶ噛んでみましたが、、、味気ない

KIMG1944この野草もサンシュユにまとわり付いて身が鈴なり。ヘクソカズラ(屁糞葛)ですが、可憐な花の時だけでも別名のサオトメバナ(早乙女花)で呼んであげたいですよね。
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🔹 三吉2号墳の北側、池のあるダダオシ古墳の傍を通ってダダオシ橋を渡ります。
その橋の入口付近、両側にぽっかり穴を開けて、高い木が下から突き抜けそびえ立っています。ユリノキ(百合の木)ですが、花が咲いているようなシルエットが付いています。
KIMG1953スマホで撮った写真は寄せきれずボケてしまいました。
手の届かない位置に着いていますが、なんとか枝先をつまんで引き寄せ覗いてみました。
パリパリに茶色く乾燥した果実で、薄っぺらいヘラ型の翼果の塊が細長くロウソク状になった物や、翼果を飛ばして花びらのように周囲だけ残ったもの等が、まるで花が咲いたように着いていたものでした。
この木は咲いた花の形からすると、ユリより「チューリップツリー」や「レンゲボク」の方が当てはまるようですね
KIMG1955🔹 ダダオシ橋を右折して梅林の方向へ。梅の木橋のかかる小川の北側にコムラサキ(小紫)。葉が散ってたくさんの実がより一層趣を残してくれていました。
今回の場所を、公園地図を拝借して丸枠で表示します。
馬見丘陵公園南エリアサザンカは生垣が公園のあちこちに見られます。また公園ホームページには「別所下古墳にはサザンカの大木」の紹介も。秋色に染まる馬見丘陵公園も楽しいですよ。
花だよりのホームページはこちら「奈良県ようこそ~馬見花だより11月~」

ご覧いただき有難うございました!

 

 

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Posted by ss-kinkon