青のシンフォニー “ネモフィラの丘”~馬見丘陵公園
2019年4月27日
いよいよ「令和」の改元を間近に、10連休の始まりの土曜日。
フェア後も桜やハナミズキと美しさを競っていたチューリップのピークが過ぎ、今度は脇役のネモフィラが勢いよく咲き誇って、残りのチューリップやパンジーとともに、青色の交響曲を奏でるかのようなシーンが広がる、奈良県営馬見丘陵公園に。
見上げる丘になったところの、ライトブルーに染まる景色を思い画いて、公園東口の「カリヨンの丘」へ。
この日は風が強く、空は曇りがちでしたが、グッドタイミングで雲の切れた青空が、ネモフィラブルーとマッチングしてくれました。
公園北側の「集いの丘」。丘はクローバー(白詰草)の絨毯にネモフィラのさざ波。
そして「大型テント」のあたりを ” 川のように ” 美しいライトブルーの流れる曲線を描いています!
休憩所の「馬見茶屋」北側はまだチューリップとパンジーが華やか。
連休で他所へお出かけする人たちが多いのか、何時になく来園された方が少ないようで、、。
また気温が下がり、風も強く肌寒くなったせいもあるかな。
何時も楽しみにしている、石垣沿いの寄せ植え花壇。
ボランティアで活動して下さっている「花サポーター」の方々の花壇でした。度々訪れているのに、気がつかず申し訳なし。そして感謝!!
下池堤から一本松古墳の方へ。
堤防北側の畑の方でキジの甲高い鳴き声。やや遠目に2羽の姿が見え、ご夫婦らしいおふたりが双眼鏡とカメラを構えて佇んでおられました。バードウオッチングに来られる方も多いですね。
古墳の丘近く、散策堂沿いに大きな桐の木が3本。
その一つの手の届きそうな枝に大きな花の集塊が上を向いて咲いています。
ひと房にこんなにたくさん花が付いていたんですね!
古墳の丘をクローバーとたんぽぽ、そしてたんぽぽに似たブタクサ(たんぽぽもどき)が覆うようにたくさん咲いています。
その中に華麗なマツバウンラン(松葉雲蘭)の一群。この時季ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)とともに好きな花ですが、国立環境研究所ではどちらも侵入植物としてマークされていますね。
ともあれ、下池東側や古墳のあたりは、たんぽぽ、米粒詰草等の黄色の野草が多く、ヤマブキ(山吹)も文字通りの色を添えて、淡い黄緑の、のどかな草原の風景を醸し出してくれていました。
奈良県営馬見丘陵公園は訪れる度に、また散策するコースにより、多様な楽しみを与えてくれる場所ですね!
馬見丘陵公園ホームページhttp://www.pref.nara.jp/1780.htm
ご覧いただき有難うございました!