明日香散策  甘樫丘~河津桜の丘🌸

2024年03月3日(日)

💠甘樫丘は、それ自体が「国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区」指定…散策路が整備され快適に散策できる。

甘樫丘南端を下る途中視界の南方に、鮮やかにピンクに彩られた「河津桜の丘」が望め、すぐに「亀石交差点」…もう一帯は初春の明日香の里山…棚田の稲渕付近から石舞台公園を経て、のんびり散策が楽しめた🤗🌸

 

🔷「あすか夢の楽市」「明日香村埋蔵文化財展示室」の🅿に駐車(無料)。                   裏の🚻を利用させていただき、地産のお野菜とおやつの草餅・ミカンを購入して出発。
前の道路と飛鳥川を渡ると、ほどなく甘樫丘(登山口)掲示あり。

 

甘樫丘登り口に万葉歌碑…天智天皇七番目の皇子「志貴皇子」の歌。

采女の 袖吹きかえす 明日香風
都を遠み いたづらに吹く

揮毫されたのは 国文学者で万葉研究の第一人者、明日香村名誉村民だった「犬養 孝」氏…と説明あり。

木段そばにポツンと、クサイチゴ(草苺)…だろうね

桜の巨樹が居並ぶ「太子の湯」…時季には🌸花で覆われるような素敵なスポット、北側には眼下に歴史的な豐浦(とゆら)の地や雷丘(いかづちの丘)、そして藤原京跡の広がりに香久山や耳成山も…

 

更に西側に畝傍山…背後に、二上山から岩橋山・大和葛城山・金剛山へと連なる山並み…

里に煙たなびく東側は、眼下に飛鳥寺や蘇我入鹿首塚…背後は談山神社のあるお破裂山か…さらにその背後にちょこっと音羽山・経ケ塚山…

 

甘樫丘の尾根筋散策路は「万葉の植物園路」…ゆかりの木々の説明には万葉歌も添えて…

川原展望台近く、西側裾の東屋周りの梅林は紅白花盛り💖

 

🔹甘樫丘西端を下り、亀石交差点を渡ると、ほどなく…相変わらず、寝ている💤…

いやいや起こしちゃいけない💦…ず~と眠っといてもらおう…この亀さんが、”当麻の方角にあたる西を向いた時、大和国一円は泥の海と化す…”らしく、この話古代大和川亀の背地すべりによる洪水とかかわりがあったらしい…とWikipedia先生。

「河津桜の丘」に向かう前に、一旦「川原寺跡弘福寺」向かいの休憩所🚻へ…

聖徳太子ゆかりの「橘寺」西側から明日香村橘の集落を南に抜けると…

「太子の湯」のある「明日香村健康福祉センター」

粋な木造りの亀バス停留所側入り口に何故か水車?…

バス停近くの路傍に…
これって、ナルトサワギク(鳴門沢菊)みたい?葉は互生し披針形の単葉…だとすると、生きたままの移動禁止の特定外来生物で、毒性と繁殖力強く駆除対象だけど…。

 

🔹その前を上り行くと…「河津桜の丘」

*スマホ撮影画像が紫っぽく、ヘン💦💦…
ならば、ここはモノクロに😁hihi
昔は鮮やかな景観もモノクローム📷の世界だったんだね…

丘の下を回りゆく先に、路駐の車が増えたあたりに…

カメラを三脚にセットして自撮り?もいそしむ、🌸の園のプリンセスのようなお嬢さんも…
(勝手に📷…🙇‍♂️)

 

お花の密度?濃いし、風強めだけどまだ全然散らない…

😍ha~  

 

🌸額縁窓に、二上山…

 

上方に登ると、桜のむこうに畝傍山…橿原市・大和高田市・葛城市の街並みの向こうに、低まった信貴山・明神山に続く二上山…

さらに岩橋山・大和葛城山・金剛山…その先に岩湧山もちょっぴり…

 

「河津桜の丘」の斜め上方、ため池「御池」堤防の新しいベンチで昼食・休憩…

築堤の説明が面白い…遮水性の刃金土を突き固めた作業の際の石鎚突歌(伊予の瓢箪)の歌詞が記されている。

車道を上り行き、峠から「かかしコンテスト」で知られる稲渕の棚田方向へ…坂道途中から眺める「河津桜の丘」…何やらお花見の宴らしき姿も…。

路傍に、ニワトコ(接骨木)の花芽…山菜ファンは🤤かな…漢方なら、この木は骨折の治療の際の湿布薬か🙄

その下方に、艶やかな赤い実…マンリョウ(万両)

 

🔹稲渕の棚田へ下る途中から、祝戸地区の飛鳥川縁へ下りる脇道へ…棚田の景観が広がる…秋に、ヒガンバナに彩られた棚田の「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」の会場は、この右奥。

バズーカレンズを構えたバーダーさん…その方向を見つめる相方…??

河津桜や梅の花に、小鳥がたくさん飛び交っている…メジロかな?

 

🔹「飛鳥の宿祝戸荘の前を通り下りゆくと、民家の横にジャノメエリカ…花屋で鉢植えはよく見るが、こんな大きなのは初めて…結構大きくなるみたいやけど😅

そのお宅の、気さくな家主さんのお話では…

昔の村役場だった、とのこと…
建築にもお詳しい奥様で、隣接するお屋敷玄関の工夫された昔の造作の説明や、嫁がれた時のご縁のことまで親しく話して下さり、感嘆しきり…明日香の地図やリーフレットも頂き、ありがとうございました🙏

しめ縄飾りは、伊勢地方同様一年中つけてる…とのこと。

 

🔹飛鳥川沿いに下り玉藻橋を渡ると、

「石舞台」…今日は観光はパスなので…

「石舞台」西の広場、広い板敷「あすか風舞台」休憩東屋そばから橘寺方向へ…
先ほどのお屋敷の方…この一帯の土地田畑を寄贈されたそうで、確かにこの芝生広場は棚田の面影が…。

 

再び飛鳥川ほとりへ…万葉歌碑
明日香川 瀬瀬の玉藻の うち靡き
こころは妹に 寄りにけるかも
(巻13-3267)

流れにナンテンが、一段と映えてる。

 

🔹橘寺近くから飛鳥川沿いに、甘樫丘裾野を戻る…

紅梅

白梅

入り交じり…

青空に映えて、美しい

 

ちなみに、前の画像二枚は、Panasonic LUMIX DC-FZ85に、Canonアングルファインダーcを装着し、撮影しています。
参考まで… https://ss-kinkon.ciao.jp/?p=16917 

梅に続くナンテンの植栽…もう「あすか夢の楽市」が見えている…

 

ゴール👍

🔹楽しい散策…殊に「河津桜の丘」は、こじんまりとしたエリアでしたが、それだけに密な鮮やかさと眺望を楽しむことができました…感謝🙏

ご覧いただき、
ありがとうございました!

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Posted by ss-kinkon