☆世界遺産 高野山の紅葉

2018年11月5日
🔶高野山のカエデの紅葉🍁が見頃、との情報で南海電鉄高野線を利用して出かけた。
南海電鉄の新今宮駅でお得な「高野山・世界遺産きっぷ」を購入。往時は「こうや特急」券付き
乗ったこうや号、先頭がパノラマ展望の30000系ズームカー[cab view]じゃなかったのがちょっと残念。
NHK大河ドラマ「真田丸」で人気の観光地となった九度山辺りまでは「さっすが、早いね~」なんて思っていたが、そこから先はまるで登山列車!
キーコウ~キーコウ~と鉄路のキシミ音を響かせ、くねくね曲がりくねりゆっくり、自転車でも追い越せそうな速度で登っていく。
谷あいのカーブに沿って進行するので、3両編成の2両目に座っていても先頭車が左右に見え隠れするほど急カーブ!黒部峡谷のトロッコ電車を彷彿とさせる。
極楽橋駅に着くと、特別列車「天空」が、、。橋本~極楽橋駅間を運行する、窓を向いた座席の有る優雅な電車。
高野山ケーブルカーの新型チェンジに伴い11月26日(月)〜2019年2月28日(木)まで全面運休の予定。
ホームを右に曲がると直ぐケーブルへ。
54年間運行してきた3代目高野山ケーブルカー。この11月25日で引退し、新型にバトンタッチするそうです。
ケーブルカーがすれ違う場所の線路って、内側2本が途中で変形して途切れている不思議な形。理屈は聞いていても、よく走行できるもんだなあと、いつも不思議に眺めている。
2両編成のこのケーブルカー、30度近い傾斜の高低差330mをぐんぐん登っていく。
なので最初は車窓に見える木々はそれほど紅葉していなかったのだが、終点近くに来るにつれ、色濃く変化してきた。
そして、ケーブル高野山駅からバスに乗り換え町に入ると、、、
見事に紅葉したカエデや黄色のイチョウの樹などが深緑の杉やコウヤマキを背景に鮮やかなグラデーションのアート!
金剛峯寺大門までバスで行き、そこから金剛峯寺に参拝しご朱印をいただいた後は、ゆっくり東へ向かい奥の院表参道一の橋まで行ってバスでケーブル駅に戻る計画。
大門行きのバスに乗車したが、大門に着く前に他の方々は降車。
参道口は幾つか有るのだろうが、山の下から登ってきて金剛峯寺へ参る表玄関は、ここだ!との思いで横の車道から回り込んで、正面より一礼して門へ入った。
堂々たる山門☆!
根本大塔へ周り、参拝して塔内を見学。鮮やかな朱色基調のお堂の中も、朱色の柱に仏さまが描かれて、カラフルな立体曼荼羅の世界!!
そして金剛峯寺へ向かう途上の「蛇腹路」のモミジが一段と鮮やか☆!
そして蛇腹路を抜けてメインの金剛峯寺へお参り。
金剛峯寺の門前には、観光バスもたくさん駐車する大きなパーキングが有り、外国の観光客が大変多い。なんたって「世界遺産」ですもんね。
なので上の写真は大勢の顔が写るのをさけ、門前の人波をカットして頭上を撮影。
金剛峯寺では中のお部屋や厨房、広い石庭等を拝観させて頂いた後、お軸の左下に最後の御朱印を頂いた。
西国三十三所観音霊場と番外三寺、そしてお礼参りに四天王寺と高野山金剛峯寺の御朱印をいただいて、お参りは終了(結願)。
金剛峯寺は奥の院でいただくことになっているようだが、膝の具合を自らの言い訳にしてこちらで。
暑い夏の日に自転車を押して、琵琶湖岸や若狭の寺院への山登りをしてお参りをしたこと🚲💦が懐かしく思い出される。
この日高野山へ来たもう1つの目的が、以前「折りたたみ自転車輪行の想い出①」で記したように、昔、共にこの地を訪ね初めて御朱印を頂いた母への想いと、近年相次いで亡くなった身内や知人への慰霊の想いもあってのお参り。

金剛峯寺から東へぶらりとお土産店を少し覗きながら、奥の院表参道口の一の橋まで至り、橋の中程で一礼して帰路のバス停へ。途中2箇所で大勢の外国の観光客がバスから降りて宿坊へ入っていくのを見たが、大変な人気! 宿坊も大忙しだね。

トトロもちょっと戸惑い気味か、、、。

今回の南海電鉄新今宮駅から高野山へのルートを紫ラインで示しました。

ご覧いただき有難うございました!

 

 

 

 

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Posted by ss-kinkon