馬見丘陵公園を散策 ~もうじき馬見花菖蒲まつり

2019年6月1日(土)
いつもの様に所用ついでに立ち寄り、馬見丘陵公園をぶらりと散策。
シャーレーポピーが咲き続けてます。今月一杯、、、。」と2019年5月26日付けの「馬見花だより」。
以前、巣山古墳に隣接する南エリア「春まちの丘」を鮮やかに赤く染めていたチームと、色とりどりの混在チームに分かれてお花畑で咲き競っていたポピーたち、まだ頑張ってるかなと南エリアから散策することに。

お花畑は減少したが、アイスランドポピー(シベリア雛罌粟)も混じって咲いているのでしょうね。

薄いパラフィン紙にシワを付けたような花びらのシャーレーポピーは、ヒナゲシ(雛罌粟)の園芸品種とのこと。

ケシの漢字は、いにしえに誤用され定着している「芥子」の方が楽なんだけど、カラシも本来「芥子」なので、ややこし 、、、。

遊歩道ではなく、わざと巣山古墳寄りの、きれいに散髪されたばかりのフワフワ草原や芝生の古墳丘を気持ちよく歩き、タダオシ橋へ。
橋の中を突き抜けるように伸びている2本の「ユリノキ」、花を探しましたが見あたりません。” 遅かったのかい? ”   残念な気持ち。
その先、橋の北西側ににデカいタイサンボク(泰山木)の白い花。大きく開いているものや、蕾から開きかけているものも、きれい!見とれていて撮影を忘れてしまいした。
なので、「馬見だより5月31日」より拝借。
ナガレヤマ古墳方向へ。
散策道沿いのシモツケ(下野)が、たくさん花を咲かせています。
公園の花だよりには「バラ科で細かな一重咲きの花が集まっているのが可憐です。」
”複集散の花序”に近づいてよく眺めると、一つ一つの花が本当に可愛いですね。

アメリカザイフリボク(采振木) 
4月22日の園だよりに「バラ科で別名シデザクラとも呼ばれています。」と5弁の白い花の写真。

そして、6月に果実が収穫できるので、ジューンベリー。でも公園の実は摘まないでほしいですね。

公園館の手前、「芝生の丘」東側のサツキの葉が白い花びらのよう。

虫こぶのようですが、調べるとツツジ・サツキもち病(餅病)で「担子菌属により起こる葉の奇形」とありました。

公園館あたりから美しいハープ の音色。

しばしうっとりと、、、。お隣の男の方の手のチラシに「大和ハ-プ」の文字。
演奏が続いていますのでチラシは遠慮し、2曲ほど聴かせていただいて、菖蒲園へ。
そう言えば、6 / 9(日)まで「ムジークフェストなら2019 」開催中なんだ!奈良公園での音楽フェストもいつも楽しみにしていたのに、今年は何だかメンタルにピンと来ていない、、なんだろう?
「馬見花菖蒲まつり」も近い菖蒲園。
晴れた日の土曜日、花菖蒲お目当ての方々も多いようです。
7回馬見花菖蒲まつり    (令和元年6月8日(土)~6月9日(日)10時~16時)
菖蒲園の周囲も花ざかり!です。

上は、ビヨウヤナギ(美容柳)。 下は、よく似た小型のキンシバイ(金糸梅)。まだツボもが多い中に一輪咲いていました。

菖蒲園の周縁でちょっと異彩を放っていた(、、と私には見えた)のが、このヤマボウシ(山帽子)。

菖蒲園の別の場所や、この木の背後の丘側にも大きな樹があり咲いはいるが、こんなに見事に花で覆われた姿は、以前、神戸市「市民の木」に指定されている「関西花の寺 摩耶山天上寺」で観たとき以来。無論、摩耶山天上寺の巨木には比べようも無いが、私にはその「雪が積もったような」と形容される詞がまさにこの公園の木にも当てはまる思いがした。(近づけず、しかも逆光。スマホではここまで、。)

上の木は柵で近づけず、下の写真は近くの別の木。

下から花を覗いても、なかなか、、、蝸牛が昼寝中でした。
菖蒲園から戻ろうかと思いつつ、バラ園が気になりそちらの方向へ。

ガウラ(白蝶草)が風に揺れて、たくさんの蝶が舞っているよう。ハクチョウソウの別名がぴったり!

バラ園。初夏と秋がメインだが、四季咲きの品種を植えていて、長く楽しめるとのこと。
紅、白。黄色、写真のバラはいずれも、分岐した一枝で ”花束” が出来るくらいに、たくさんの花を付けていました。
戻る際に、ちょっぴり足腰のプチ鍛錬にと菖蒲園南側の「古墳の丘」に登ると、頂上(と言うほども無いが)にドウダンツツジの花を長くしたような可愛い花が、沢山整列してぶら下がった木に遭遇。
ネジキ(捻木)で、名前の由来は木の幹を見ると一目瞭然!
樹皮がねじれており、成長すると捻れるのが特徴。
「ネジキは公園になる前からあった樹」と馬見だよりにあったように思うが、今日見たら無い?
でも先日、王寺町の明神山へハイキングしたとき、登山路の両側に沢山花を着けていたので、そうなんだろうなと得心。
お気に入りのコース、トチノキ橋の木道。ヤブデマリ(藪手毬)なのでしょうか。
残っている装飾花の内側の1個の裂片が小さい散房花序のようです。
トチノキ橋を抜けた先のダダオシ橋近く、3月に白い清楚な花を咲かせていたリキュウバイ、優雅な五稜の果実を着けていました。
ひときわ赤紫の鮮やかなシモツケに出会い、再度パチリ!

馬見丘陵公園ホームページhttp://www.pref.nara.jp/1780.htm

ご覧頂き有りがとうございました m(_ _)m

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Posted by ss-kinkon