春の三室山~龍田古道の里山公園~信貴山ハイキング🌸
2020年4月5日(日)
🌸桜の開花で里山が彩なす時季、、、しかし今年は、日々、新型コロナウイルスがアウトブレイクの様相を深めていく。
そんな中、近隣の低山ハイキングで運動不足を補おうと、出かけてみた。
もちろん、交通機関は利用せず、いつものように感染予防のためのマスクとハンディー手指消毒剤も持参。それは「自分のため、人のため」の意識をもって、、、。
*今回のブログは、山に登るすべての方を対象にしたコミュニティサイト、ヤマレコ「YamaReco」投稿記事とほぼ同じです。
🔷「三室山」は奈良県生駒郡三郷町に位置し、大和川近く龍田古道中道の通る山。
同じ名前で、生駒郡斑鳩町の竜田川そばの「三室山」もあり、桜とカエデ紅葉の山。ただし山自体の桜は、下の写真の如く、斑鳩町側に軍配。
今年4月4日撮影の斑鳩町「三室山」と「竜田川」秋は紅葉で人気の場所。
とはいえ、桜といえばこのあと述べる、三郷町三室山から上に辿る桜がたくさん植樹された地と、種類の多い里山公園も見事!🌸🌸🌸
🔹王寺町の大和川堤防から出発、三郷町の龍田古道中道ルートを辿り、三室山から「龍田大社本宮跡」、「龍田古道憩の家」の広い桜植林を抜け、柏原市の施設「竜田古道の 里山公園」へ立ち寄り。その後、北の信貴山方面へ向かい、旧東信貴ケーブルの跡を利用したハイキング道経由で元の大和川付近へ戻るコース。
*歩いた軌跡がリアルタイムで表示されるYamaReco地図より転載。
🔹王寺町在住なので、いつもスタート地点は王寺駅から8分程度の大和川「多聞橋」付近に設定。
写真左端から右端までの山並みを歩きます。
堤防の土手には、クサフジ(草藤)がたくさん蔓をのばし、紫と白の混ざったハナを咲かせ始めている。ハイキングした地域には、川も山にもとてもこの野草が多い。時には、真っ白のクサフジが見られた事もある。
*草藤はナヨクサフジ(弱草藤)やツルフジバカマ(蔓藤袴)、ビロードクサフジなど幾つか仲間があるが、ここでは混在して繁殖しているところもあるので、こでは総称してクサフジ。
大和川沿いにJR三郷駅方向へ。菜の花もたくさん咲き出し、5月には両岸が黄色に染まる。
🔹JR三郷駅西側の元COOPストア(1F)。完全に面影がない! ここを通る際には、いつも昼食やおやつを調達していたスーパー、、、なので、何も持ってきていない(-_-;)
一瞬焦ったが、駅向かいにローソン、、ほっ、良かったあ~(^o^)/
西へ進み「磐瀬の杜(いわせのもり)」の場所を過ぎ、JR第3大和川橋梁が見える辺りで「龍田古道」の案内掲示に従い進む。三郷町がハイキングマップとともに、このような案内板も整備してくれているようだ。
「関地蔵」を左に見て住宅地に入るが、同様な案内板に従いたどると、三室山登山道入り口公園前へ。
本当に案内板通りに進めるので、助かる、、、感謝(^^!)
色朱の橋の架かった池の公園(農住5号公園)。桜がきれい!
公園の右手(東側)を進み、突き当りを左折すると広い登山道。
今が桜満開の斑鳩町三室山と違って、こちらは桜は少なく、カエデの植樹がなされているので、秋はに風情があるかも。
展望台そばの案内板に従い登ると、程なく「龍田神社本宮趾」面影が少ないが、石碑と数カ所に石垣のあとが見受けられる。
「龍田古道憩の家」のある左側斜面広範囲に沢山植樹された桜が広がる。自動車道に出ると、それに続くように一帯が桜で彩られている!
「竜田古道の 里山公園」着。この日は南東側のゲートも開けられていたので、車道からすぐに公園内へ。
桜越しに大和平野の望める、少し風が強いが、見晴らしのよい場所で昼食。
デイキャンプサイトでは、グループがバーベキューなどを楽しんでいる。この時期、ちょっと気がかり、、、かな。
一段高い桜の丘を、お寛ぎの皆さんを見下ろしながら、西側ゲートへ。🚻も、、、
🔹ゲートを出て、すぐ左の県道183(本堂高井田線)を北へ。
この先すぐ谷側が開けて、大和平野がパノラマのように眺望できる道だが、脇見運転に要注意!
急坂のカーブが続き車も多い。歩道がないので、歩行者も脇見注意!!
桜満開の柏原聖地霊園進入路を過ぎて、下り終えたヘアピンカーブの山裾に朱モクレンの林があり、楽しみにしていたが、残念、、、オソカッタ(–;)
登りにかかり、カーブの車道を行くと、少し広くなった場所で地名が「本堂」の集落への細い分岐。
そこを上り、登り切ったあたりの途中で、民家にでも進入しそうな感じの細道へ左折。
*写真の、下り坂の向こうに元の県道が見える場所まで来ると、行き過ぎ!
くねくねと進むと、突き当たりが「生安寺」。門前を右折すると、すぐに高い石垣に白壁の倉が豪奢なお屋敷の前に。
石垣に接した坂を登ると、渡来系の狛氏ゆかりの大狛(おおこま)神社。高安山・信貴山に在った高安城(たかやすのき)との関連が掲示板に記されており、興味深い。戻って、石垣を廻るように先へ進み下ると、瀟洒な洋館建ての前からまた登り道。「竹林寺」前の県道へ出て左折、程なく県道236(信貴山道)に合流し右折。
🔹右折するとすぐに、「とっくり池」のダム橋手前にきれいな休憩所と🚻。
周りは桜が美しいが、久しぶりに渡る吊り橋は、先行者の歩みか自分か、揺れてビビり景色どころじゃない。
渡り終え右折、あらためて桜の景観を眺めつつ、朝護孫子寺の方向へ。
ドライブウエイに通じる道を左折。眼前に信貴山頂上の雄岳と雌岳。
🔹人出が多いようなので、開運橋からのルートは避けて、車道を東へ。
ダム湖の橋上からの眺めもいいが、車がかなり多くてヒヤヒヤ、、、。
車の多い車道はあきらめ、「仁王門」前から「信貴山展望台」のある丘の上に進む。
🔹はあ~😰 展望台手前で、3つ上の写真撮影の場所にストックを置き忘れてきたことに気付き、急ぎ戻ることに💦
仕方なく、仁王門から境内参道、バンジージャンプ見物で混み合う運天橋を通り抜け、さらに橋入り口の名物団子屋前に列をつくる混雑をすり抜け、、。皆さんあんまり気にしてないのかなあ、、、?
ストックを確保して「仁王門」へ戻り、再度展望台の丘へ向かう。
「千体地蔵」さんに会釈して、、
丘に登り,桜に囲まれた「信貴山展望台」へ。
この場所は、秋のカエデ紅葉の時季も見応えのあるスポットだが、あまり知られていないようで、穴場!!
東側の芝生広場からは、眼下に広がる眺望が抜群!
丘から下りて、お地蔵様の祠前を右折、信貴山バス停(旧東信貴ケーブル信貴山駅跡)へ。
旧ケーブル駅舎跡の待合室右手、大きな樹木の背後あたりにケーブル跡ハイキング道。
🔹下り口からしばらくは、タイル敷き。その後は枕木の地道や、コンクリ橋や、またタイルだったりして、、、、
橋を過ぎたあたりの谷側に、半ば埋もれてレールが数本、道に敷かれた枕木にもレールを止めた犬釘跡の穴が開いていて、より廃線のイメージを膨らませてくれる。
廃線後「千本桜並木道」として整備されたハイキング道だが、樹が大きく高くなっているので、下を見て歩きがちな下り道、あまり気付かなかったが、車道へ上がる階段からは、その素晴らしさを楽しむことができた。
車道へ上がる2段階のきつい階段。
いつも思うが、の先の信貴山下駅まで続いていた筈なのに、この落差はなぜだろう???
🔹校南側の車道を再びてくてく、、、東の空には淡く月も浮かんでいる、、、もうすぐスーパームーン🌕。
楽譜看板が出迎えてくれる近鉄信貴山下駅まえに到着。その向こうに、近くの小学校に置かれていたケーブルカーが、駅横に移設されていた!
🔸三郷町の誇る、童謡「きらきらぼし」の日本語詩を作詩された童謡詩人 武鹿悦子先生にちなんで、町は平成30年4月1日に「童謡のまち」と名付け宣言。
ご覧頂きまして、有難うございました。m(_ _)m