生駒山 初夏の風物詩あじさい~ぬかた園地から暗峠・西畑の棚田 ハイキング
2020年6月22日(月)
🟣 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、継続されていた東京や北海道なども含めて全面解除されたが、やほり”三密”を思慮しつつも梅雨の合間を体力維持も兼ねて、近場のアウトドアフィールドへ。
頃合いに、生駒山の「大坂府民の森 ぬかた園地あじさい園」の紫陽花が開花時期を迎えている様子なので、昼頃に電車とケーブルを利用して行くことに。
今回は、慢性的な右膝関節痛の再治療中なので、生駒山登りはケーブルを利用する”登山”ならぬ”下山”の山歩き^^;、 山登りコミュニティサイト ヤマレコ「YamaReco」より転載
コースは、近鉄生駒線(奈良線)生駒駅 ⇒ 近鉄生駒ケーブル線生駒山上駅~ぬかた園地あじさい園~暗峠~近鉄生駒線南生駒駅 9~10km程度のハイキング。
🔹近鉄生駒駅の階上出口を左へ数分、生駒鋼索線鳥居前駅へ。
ホームには「ブル」号。右手に「すずらん」号。宝山寺駅間は、他に愛らしい猫の「ミケ」号と「白樺」号が運行。
宝山寺駅で山上線へ乗り換え。こちらは、外装がカラフルなデコレーションの、「スイート」号。他に「ドレミ」号が運行され、いずれにしてもオッサンには気恥ずかしい~^^;
でもこの線は途中「梅屋敷」「霞ヶ丘」の2駅があり、付近住民の足ともなってるユニークなケーブル線。大正7年(1918)開業の日本初のケーブルカー🚞なんだって!
🔹
駅出口が、園の入り口。入園は無料だがゲートが設けられ、アルコール手指消毒と非接触体温計測のチェックを受ける。
月曜日なのでお子さんの入園は少なく、紫陽花鑑賞と思われる方々とハイカーの人数が勝っている様子。
ロープの張られたイーグルフライの遊具の先、飛行等の見える手前の左側に生駒山頂と三角点の標識があるが、そこはSL列車遊技場の中、線路沿い柵の外から眺めるしか無い。(-_-;)
面白そうな遊具にくすぐられ、ちょこちょこ覗きながら、各社のTV塔が並ぶ園地をハイキングコースへ。
🔹ハイキング道入口の分岐地点。右側が「あじさい園」への道。
左側は「暗峠近道」だが、”足下注意”と書かれている通り急坂で狭く、雨後のぬかるみで難儀したことがある。
暗峠へ行くなら、峠の近くへ抜け出るので、右側から行ったほうが楽だと思うし、「ぬかた園地」側と「なるかわ園地」側とのトレイルコースにもなっているので、おすすめ。
時々、紫陽花鑑賞と思われる軽装の賑やかなグループや、散策の人と出会う地道を下りると「信貴生駒スカイライン」のガード下をくぐる。
下りて行く途上の2つほどの分岐点を右側(北方向)へルートをとり、「あじさい園」へ至る。
🔹そこは、北の「くさか園地」からのルートが「あじさい園」に入り、最初のヘアピンターンする場所。なので、上にも紫陽花は続くが、そのまま直進。
(*紫陽花の写真は順不同)
トンネルの上は休憩広場。女性グループが昼食中か、朗らかな笑い声。
白い蝶が3羽、、、1羽が♀で、♂らしき2羽は始終♀の後を追い、交互に♀にコンタクト。
スジグロシロチョウで ♀は葉や地面に止まると、尾をピンと立てている。これは♂を拒絶している動作らしく、、、気の毒だが、一生懸命追っかけて迫っても、可愛そうな男たち、、、♂💔💦
🔹園地案内所前の🚻横、テントのベンチでしばし休憩後「あじさい園」を後にして、途中テレビ大坂送信所前やコースの分岐点などを通過し、ウグイスやホトトギスの鳴き声が続く、広い園地の林道を心地よく下りて行く。
摂河泉展望コースとの立体交差点。こちらが車道なのでこうなるが、ハイキングコースでは珍しい!のでは、、。
ともかく、森林浴を存分に楽しみながらのんびり行けるコースで、お気に入りに追加、、決定!
🔹「ぬかた園地」の南側出入口。
外側の作りは、なかなか粋でおしゃれだが、こんな静かな国道308号線から尾根一つ隔てた、静かな谷あいに設けられているのも面白い。
園地の門から左へ行くと祠の在る四つ辻、そこを右折。真っ直ぐ行くと、河内西国24札所「髪切山慈光寺」。ホトトギス(時鳥)の名所らしいが、たしかにウグイスと共にトッキョキョカキョクと鳴く声を楽しんで来た。
右折して、尾根筋へ林の中を上ると、308号線から登ってきた車道と合流、そこを左へ。
ほどなく景観が開けて、幾度か通った暗峠越えの国道308号線。こちら側が広い道で直進しているので、初めて来た乗用車なのか、しばらく迷っていた様子、、、。
峠のかぼそい道から来た車は、やはりコンクリートに穴ぼこ滑り止めかぼそい道側を行かねばならないのだ!^^;
トレイルランナーは、ここから先の右側の道をカーブして「なるかわ園地」入り口から左折して南へ向かうのだろう。昔、「パチャママ」の演奏会の会場を間違えて、ここから園地南端の「東大阪市立野外活動センター 自由の森なるかわ」まで3km程度のハイキングコースを、デコデコ上ったり下ったり走り、始まっていたが何とか間にあった^^;💦懐かしい思い出がある。
南へ向かうハイカーは、峠のピークの手前「峠の茶屋すえひろ」さん横の路地から行くと、同じ道に出るので、そちらを行くだろう。
🔹暗峠へ。
路傍の笹むらにノビル(野蒜)の花とムカゴ(珠芽)
「なるかわ園地」側と分岐したあたりの上り坂の国道側は、以前は普通乗用車ギリギリで恐る恐る通ったもので、ガードレールも無かったようにも、、? 現在は拡幅されているが、昔が懐かしい!!^^;
それでも慣れないものには、坂道だけに視界が限られて、ガードレールを擦りそうで、、、ちょっとドキドキだろうね。💦
進むと、峠ピーク手前の民家に接して三角点標石のように石に囲まれた角柱、真ん中に丸の刻印。側面にも何か彫られているよう、、、なんだろう?
累積標高(上り): 114m 累積標高(下り): 626m