明神山トレイルウォーク(王寺~河内国分) 夕焼けを期待して🌇

2020(令和2)年1月3日(金)

🔶元旦には、信貴山雄岳の「空鉢護法堂」でご来光を迎えたが、今度は明神山トレイル、ゴール目標の河内国分手前で夕焼け空を眺められたらと、昼頃からスタート。

*ヤマレコGPSログより転載  地図上のGPS軌跡の描出が直線的で変。あとでチェックすると、スマホのバッテリーセーバー(省電力)設定をONしていたのが原因かも?

 

🔸スタート地点は、王寺町の大和川多聞橋付近。
写真で台形に見える山の、左寄り集合住宅背後あたりから奥にかけて連なる山のトレイルコース、そこを目指します。

 

三郷町の竜田古道に沿って、先ずは「龍田大社」に参拝。

 

そして、JR三郷駅手前の「神奈備神社」にもお参り。

 

三郷駅前から西に、鏡大王の万葉歌碑が立つ「磐瀬の杜」。

移転された” 杜 “だが、「龍田古道」沿い。この先では古道は大和川と離れて、少し登り道の先で「亀の背」ルートあるいは「三室山」ルートへと至る。

今回は古道と離れて、大和川堤防沿いの道を進み、「大正橋」を渡り、国道24号線交差点へ。

昔、この橋の袂より下流の岸辺に、亀の瀬とともに、大和川を利用した「藤井問屋」、「魚梁荷場」、「峠問屋」などの船運物流のための浜があったという。

 

橋から南へ直進。

国道24号線を渡りJRの橋台をくぐり、突き当りを右折、藤井集落を通り抜けて、写真正面の山の登山道へ。

 

さすが、古の絵図にも描かれた、「亀の背」の物流で栄えた「藤井問屋」の地、それを石垣が物語っているよう。
見惚れて直進しないように!! 右手石垣の角に小さな ” 明神山へ ” の案内板。そこを右折して先を左に回り込むと、、、

 

集落を抜けて、山裾が目の前に。

 

最初の写真で見えていたあたりの登山口。ここから、急登の整備された大半が階段の登山道を、南西方向の明神山参道へ向けて登る。
下りて来たご夫婦が口々に「キツっかったあ!」
下りの方が膝にこたえただろうなと、前回の登りを思い出しつつしみじみ、、(-_-;)

 

果てしなく続きそうな、そんな思いにも駆られるつづれ織りの階段登山道から、雪丸くんの絵馬札に出会うと、一転してなだらかな林間道。ほっ!
絵馬札を20ほど数えると参道に。

 

広い参道を、ゆっくり進む。きょうも、登山客が多いが、散歩スタイルが多い。

 

もうこの時間は、下りてこられる方が多い。

 

🔸そんな ” お気軽 “な山が特徴のこの山、頂上に神社があり、見晴らし抜群、展望設備、きれいな🚻が整備されて人気抜群!トイレはちょうど、バイクのご婦人が清掃に来られていた。

初日の出の時は、展望台が満員だったらしい。

*2019年10月27日撮影山頂画像 「明神山ハイキング & 龍田古道ウオーク ~出会った野山の花々」

 

「十国国見台」と名付けられたこの場所、展望台にはそれぞれの方向の写真と場所が掲示、世界遺産や山々が示されているので、見ていて楽しい。観光地に有るような大きな双眼鏡が無料!

 

もう『ヤマレコ』でもお馴染みの「悠久の鐘」。
「水神社」でお参りしてから、鐘を一つ カ~ン~~!

 

山頂の展望台が整備されているせいか、西側の下方、周遊路沿いにある粋な休憩東屋の利用は少ない様子。
今日のように山頂で風のある日は、この場所は風よけで寛げる、いい場所。ここでお弁当を広げ、遅い昼食(^^♪

 

今回もツツジは、季節お構いなく咲いています。このモチツツジ(黐躑躅)の花は、ほんとに年中無休!

 

雑木林の中、適当に?踏み固められた落ち葉の細道をてくてく。
尾根道を上ったり下ったり、、

 

三叉路。小さな木片表示板と、色とりどりにいくつかのテープ表示。「関谷」はあっても「河内国分」の表示は無い。

 

細いわき道が有る地点へ。

前回、同じように写真の向こうから来て、この写真の左の杉林を下りて、河内堅上方向へ抜けたが、プラ階段のきつい坂道。猪が堀りまくってプラ階段が傾いた場所も。関電の作業用だろう。

 

よく投稿アップされている十三重の塔。二上山山麓のような塔とは異なり、古いものではない。「祖先崇拝会」の塔のようだが、塔周りの造作一部が倒れて放置されているのか、、、何かわびしい。

道沿いに綿帽子がたくさん。「コウヤボウキ」の果実をつけた冠毛。
前方に鉄塔の見える、低木や草原、高原っぽい場所。
道にバイクの轍。

だいぶ前にエンジンの音が聞こえ、急な坂の上り下りの道にも轍が続いていたが、ここもオフロードバイクが往復で通った轍。

 

道沿いではひときわ大きな送電鉄塔の場所へ。他とは異なり、フェンスで囲ってある。そこをぐるりとまわり込んで、「関屋地蔵尊」の方向へ。

 

で、ここでふと気づいた。
松葉が三葉!

 

三葉だらけ、、
高野山「三鈷の松」で、三葉を探して見つからなかったのに、逆にここでは二葉が見つからない。

 

「関屋地蔵尊」の周りもミツバマツ(三つ葉松)の種類の林か、三葉が堆積。

ハイカーで気が付いた方はどれくらいおられるのでしょうね。

 

林を抜けブドウ畑へたどり着いた時には、夕日が沈む手前。
後ろからエンジン音。腰を浮かせて白髪のライダーがゆっくり下りてゆく。

 

日当たりがよいのか、畑に菜の花。

 

ある程度想定していた夕日のタイミング。ちょっと焦ったが間に合った。

信貴山で大和青垣からの初日の出、そして3日目は大阪の彼方に沈む夕陽、、、ちょっぴり幸せ感に浸る。

 

 

河内国分着。この後、近鉄駅直結のスーパーでひと休して、JR高井田駅まで歩きました。

 

 

 

 

 

 

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Posted by ss-kinkon