馬見丘陵公園散策 ~「第9回馬見フラワーフェスタ」を前に

 

2019年9月27日

10月12日(土)から20日(日)まで開催される「やまと花ごよみ2019~第9回馬見🌸フラワーフェスタ~」。県営馬見丘陵公園/奈良県公式ホームページ

フードフェスタや、ステージイベント、大道芸パフォーマンスなどのイベントたっぷりの華やかフェスタ!ですが、なんと行っても主役はダリアやインパチェンス、コスモスなどの花々‼土日祝にはお子さんの「ハロウィン衣装体験」もあってかわいい魔法使いたちがあちこちに出現することでしょうね。🎃

昨年のフラワーフェスタにて

ということで、花壇の準備が進められている馬見丘陵公園をぶら~り写んぽ📷。

ステージイベントの行われる「大型テント」ある「集いの丘」の南斜面。花の植え込みがかなり進んでいる様子。

すでにインパチェンスサルビアサルスベリ等の花々で彩られた花壇で、更に植え込み作業が続けられていて、本当にご苦労に感謝!

花サポーターやグループの花壇も作業中だったり、終えたチームも。

このブロックは、寄植え主体におしゃれな花壇で、イベント期間以外でも楽しませてくれる。ワイワイ賑やかに花ボランティアの皆さん、有難うございます!💐

寄植えの中に、あまり見かけない白色のルコウソウ(縷紅草) 県民協働花壇。鉢植えや地植えの寄植えがとてもとても美しい、お気に入りの花壇! ジニア(百日草)の紅色トーンが、寄植えをより一層華やかに盛り立てているようですね。

手前のコムラサキ(小紫)の枝に被さるようにこちらは赤いルコウソウ

アゲラタムの薄紫に、白い変わった形の花びらユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

花壇の上の土手には、ニシキギ(錦木)の葉が色づきはじめた。鮮やかな紅葉が待ち遠しい気持ち。

ダリア園。多種のダリアにとても魅了される花回廊!!

涼しい休憩ポイントのトンネルを抜けて、中央エリアへ。

トンネル右手のテッセンの柵にトケイソウ(時計草)。 昨年9月16日に訪れたとき、ご家族連れのお父さんが、「テッセンの蕾が付いてるで」と言って、娘さんに「トケイソウやん!」って言われてましたね。

ハナシュクシャ(花縮砂) ジンジャーリリーのほうがわかりやすいか。

今度はトンネルを抜けた左手のススキの丘。ススキの根元のナンバンギセル(南蛮煙管)。

もう花は枯れはじめている。昨年、一昨年の花の状態は、「秋の奈良県営馬見丘陵公園ぶらり散策~足元にも秋が~」

ススキの丘南側の花壇。手前の花壇はコスモスの植え込みが済んだ様子。

奥の方のコスモスはまだこれから。その奥には赤いサルビアが華やか。

ブッドレア(房藤空木)の花にオオハナアブがせわしく数匹。特徴的な大きな複眼に、腹部の太い赤黄色の帯。 中央口の公園館。

公園館向かいの「芝生の丘」はコスモスの丘にへんし~ん。ピンクのサルスベリの花とのコントラストがいいですね!ガマズミ  (蒲染)が、花と実の両方つけている!           

丘の南側、「睡蓮の池」の縁を「水分広場」へ。

*水分(みくまり )⇒ ここには特に説明の掲示など無いようだが、東屋の北側あたりにコンクリートの建造物があり、時々水が流れる音がしている。なんとここに「吉野川分水」が通水されている。先程の公園館の東側、園路沿いには大きな塔のような建造物があり、そこには「吉野川分水」の表示が有る。

広場の小川から東にかけて、赤い彼岸花と、植栽されたシロバナマンジュシャゲ(白花彼岸花)が絨毯のように。

シラハギ (白萩)  水分広場以外にも遊歩道沿いに花を楽しませてくれる。

「トチノキ橋」の木道を通り抜けて「ダダオシ橋」の方向へ。

フヨウ (芙蓉) 上下の写真は紅白別々の株のようです。

「ダダオシ橋」下や「中央南口」周辺には特に多く、大きな株にたくさん花を咲かせて、橋の上からも楽しめる。

その大きな株は スイフヨウ(酔芙蓉)  時間帯にも拠るのだろうが、一つの枝先に白とピンク、あるいは花自体が紅白に染まっていたりして、面白く楽しめる花!

夏に、大きな白い花を咲かせていたタイサンボク(泰山木)が、パイン状の硬い果穂(集合果)を着けている。

中に種が収まっているきれいな赤色の袋果が顔を覗かせるのも楽しみ!

昨年10月7日撮影の泰山木 果穂に袋果。

「カリヨンの丘」こちらは矮性コスモスの植え込みが進んでいる様子。

一本松古墳の東側を通り下池の堤防を抜けると、北側の園外にワタ畑が広がり、たくさん花を咲かせている。

靴下生産量日本一の地元、広陵町は江戸時代より大和木綿、大和絣の産地であったので、今でも各所でワタ畑を見ることができる。

失礼して、柵の近くの花を撮影させて頂いた。

ワタ (綿)  芙蓉やオクラと同じアオイ科で朝咲いて夕方には萎む1日花、開花して萎むまでの色の変化が面白い。 「ハナモモの丘」を横切り、乙女山古墳の北側を「ススキの丘」方向へ。

丘を降りて、再びインパチェンスの花を愛でながら、トンネルから北エリアへ戻る。

「花見茶屋・総合案内所」手前、赤と白、濃い紫のサルビア

反対側には、コキア(箒木・箒草) ソフトな朱色で、赤をイメージしていたが、これもまた趣きがありますね。

以上、もちろんもっともっと花の種類が多い馬見丘陵公園、今年のフラワーフェスタも楽しみですね!駐車・入場無料!!

散策したコースを、県営馬見丘陵公園/奈良県公式ホームページ の「園内マップ」ページの下部からダウンロードできる「季節の花時間」リーフレットを拝借して、今回した散策したコースを薄紫色のラインで重ねました。

今回は車なので、リーフレッチ中央の北口🅿からスタート。南の「カリヨンの丘」を経由してぐるりと回遊。

JR王寺駅に近接する近鉄「新王寺」駅から田原本線「池辺」駅、そしてすぐ近くの公園緑道を、小鳥のさせずりをBGMにのんびり歩くと、今回のメイン会場の「大型テント」や「集いの丘」に直結なので、よく利用するお勧めルート。

 

 

以上。ご覧くださいまして、有難うございました!

 

Posted by ss-kinkon