紅葉がきれい!!信貴山散策(低山ハイク ケーブル跡~朝護孫子寺)

2019年11月30日(土)

🔷またまた「信貴山」、、シリーズに(^^ゞ✨

信貴山「朝護孫子寺」の 紅葉鑑賞をと思い立ち、 前回(11月9日)と同様に、旧東信貴山鋼索(ケーブル)線跡をたどってハイキング。

🔹いつもの様に大和川を渡り、近鉄生駒線「信貴山下駅」前へ。大和川にはカワウの群れ。カワウは幾度か見ているが、こんなに多くの群れは初めて。ほとんどがじっとしているけど、、、サムソウ、、。

信貴山下駅前、つまり旧東生駒鋼索線信貴山下駅跡から”登り”のスタート(10時50分頃)。右の建物は三郷町立図書館。

坂道を上り、突き当りの道路、県立西和清陵高校向かいの信貴山下駅跡から続いている ” はず ” だが、いったん谷に下りるような階段からケーブル跡ハイキング道へ。

このケーブル跡コースの様子は11月9日付けのブログ記事「信貴山ハイキング ~ 城址保全活動ボランティアを兼ねて~(その2)  奥の院から竜田川方面へ」 をご覧下さい。

ケーブル跡ハイキング道には四季折々の花木のほか「千本桜並木道」として桜が植樹されたのでこの時季、桜紅葉の綾なす絨毯の道に。

そして、終点の旧信貴山駅跡(現信貴山バス停)に近づくと、鮮やかな楓紅葉のグラデーション!

振り返ると、紅葉のトンネル。 旧信貴山駅駅舎でしばし🚻休憩後、南側の旧参道から「朝護孫子寺」へ。

🔹 旧参道を進み、老舗旅館を過ぎたあたりにお地蔵さんの祠。その前が「信貴山展望台」へのコース。Googole mapでの評判が芳しくないので登ったことがなかったが、行ってみることに。そして、、、

綺麗じゃないですか!!投稿画像で錆ていた手すりは真っ白!周りの草刈りや剪定もされすっきり。

展望台の上も下も清掃されている。

展望台からは、木々の葉が落ちているのである程度見晴らしがいい。特記したいのが、この展望台をぐるりと囲んでいるのが、桜の樹々。 春が楽しみ!

ちょうどお昼時(12時30分頃)、日陰は肌寒いので、陽当たりのよい展望台の”貸し切り”テーブルで昼食タイム。

北側には、つんと尖った三角錐の信貴山雄岳。そして、桜の梢の間に、信貴山本堂。

展望台南側の芝生広場。見晴らしがいい!  

コンクリートのテーブル・ベンチもあって、家族連れやグループののピクニックにもいい場所。それに加えて、、、

もうひとつの休憩スポット、東屋。その北側には、、、

🚻。綺麗に清掃されていたし、ウオシュレットではないが、洋式も。

*このトイレは、三郷町保健センター編集・発行の「ウオーキングマップ」に拠ると、利用期間が決められており、4/1~11/30毎日 12/1~3/31毎週土・日・祝 AM9~PM5 。

案内看板の両側に下りる歩道があり、旧参道の仁王門方向や、南西側県道232号線を渡って、大門ダムサイトへの遊歩道へ行ける。駐車場からも近いので、バスや車でのハイキング、ピクニックに”穴場”のお勧め場所!

東屋近く、遊歩道のアジサイの葉がきれいな紫色。地蔵祠の登り口にも有ったが、初めて目にした。

🔹 さて、「信貴山展望台」ルート北側から元の参道へ。そして、仁王門をくぐり信貴山観光iセンター前から「大虎」前へ。

さすが、境内は紅葉真っ盛り!!

「赤門」をくぐり左手へ。

馬上の「聖徳太子像」の前あたりで、大イチョウの黄色と楓紅葉の鮮やかな色彩に見とれてしばし、、、。

参道のみを進まれる方が多いが、ほんの少し、細い脇道に足を止めると、また違った趣の景観が感動と癒しをもたらしてくれる。

「融通殿」手前の「宝寿橋」下の池。淡い乳白色の水面に写る紅葉も美しい!

よく見ると、落葉した木の梢に、もみじ葉の ” さくら ” が花咲いたよう、、、疑似桜と楓紅葉のコラボ!!

「毘沙門天王」の深紅の幟の続く参道から鳥居をくぐって、こんどは楓紅葉の中を「本堂」へ。

左手の「水屋」で手水を済ませて本堂の階段を、、、上る途中で、ウ~ 右膝に(持病の)痛みが出だした、、、杖を突き手すりを頼りに、前を登るご高齢のご婦人と歩調を合わせて、よいしょよいしょイテテテ、、、(-_-;)💦 毘沙門天王の使いとされ幟のマークになっている “ムカデ ” 。無茶苦手だけど、あやかった方がええかもね、、、。

「本堂」の”舞台”。一息ついてお参り。「戒壇巡り」が数年前と変わらず100円。本堂下の真っ暗闇を恐る恐る進んだのを思い出し、パス^^ゞ。大和平野の半分程度が眼下に。昔登った高見山が意外に近く見えている。

振り返って、大イチョウの向こうに、三重塔と地蔵尊。

多宝塔から三重塔方向へ向かう途中に「行者堂」。鳥居の前に”空鉢護法堂参道”の石標。そしてもう一つ新しい石碑。

 空鉢へ 坂の六丁 百千鳥(ももちどり)  美典

俳誌「河内野」の主宰、山下美典先生の句碑。との事。

円錐型の信貴山雄岳の頂き、その頂部のお堂を目指して登る急坂でつづれ織りの参道六丁(およそ650m程)。春の山間の静寂の中に、鳥たちのさえずり、時に停まり、時に飛び交い、、、。お参りした人でないと湧いてこないイメージ、の気がするが、そういうことなのか、” プレパド ” しか馴染みのない、俳句にはとんと疎い輩だが、、、。

「行者堂」のそばを回廊のように進み、「成福院」三重塔の前に行く鉄製階段を降りる。

次いで「玉蔵院」浴油堂そばを抜け出た道から、南側細道を「開山堂」裏手の信貴山中興の祖、命蓮上人の墓所「命蓮塚」へ。

以前堂内でお参りしたことのある「開山堂」、その前の石段を下りて行くと、「大虎」の居る参道へ。

🔸 途中、石段の脇に コウヤボウキ(荒野帚)が花を付けていた。高野山で茎を束ね玉箒の材料としたとされるが、石段を降りてくるとき、もう花は付けていないが、いくつかこの野草が続いているのに気づいた。朝護孫子寺では初めて見たが、石段脇に「弘法大師」の幟が立っていて、「開山堂」が開祖聖徳太子や中興祖とともに、宗祖として「弘法大師」もお祀りしている。それとは関係ないだろうが、何とは無く興の有る取り合わせ。(^^♪

帰路は、「開運橋」から「大門ダム」回遊路を迂回して、城山台住宅地へ出るハイキングコースを考えていたが、足の状態では無理しない方がよいと、橋の途中でUターン。

*以前歩いた2コースを、最後に紹介。

晴れの土曜日、紅葉の情報もあったのか、午後2時半ごろだが、橋から寺へ向かう人が多い。バンジージャンプも相変わらず盛況。

開運橋いから見る「大門池」に架かる県道の「信貴大橋」もいつもながら美しいアーチ。写っていないが、右側の山手もきれいな楓紅葉。

参道に引き返し、仁王門から旧参道を戻る。

旧参道を県道を渡った先の路傍に「さくら観音」。

桜の木の祠に可愛い観音さま。

鮮やかな楓紅葉、、、旧ケーブル信貴山駅の傍。この右側から、ケーブル跡ハイキング道に入り、下って行く。

結構傾斜があるので、下りは膝にこたえる!ゆっくりゆっくり野草で気を紛らわしつつ、、、。

カラスウリ(烏瓜)の蔓がヘン??こんなの見たら、まず虫こぶですね。調べたら、「カラスウリクキフクレフシ」で「ウリウロコタマバエ」の仕業で、よく見られるそうです。

🔸 以前のブログ記事に載せたが、虫こぶの長い名前には命名の規則が有って、それに依ると、寄主植物名(カラスウリ)+形成される場所(クキ)+形態的特徴(フクレ)+虫こぶ(フシ)

関連ブログ記事「信貴山・高安山ハイキング~出会った野山の花々」

ケーブル跡ハイキング道の終点の枕木階段。この上は、西和清陵高校前の自動車道。

バス道を下る。たぶん、高校生は毎日この坂道を登下校しているんだろうね、、エラ~。

信貴山下駅前着。何やら、、、、

明日から12月なんだ!もう何処でもすっかり12月が ” イルミネーションの季節 ” になったね。

楽譜記号もあるけど、そういえば三郷町は、、、

「童謡のまち」なんだ🎵🎵🎵

🔸 *三郷町には「日本で最も愛唱されている童謡「きらきらぼし」の日本語詩を作詩された童謡詩人である武鹿 悦子先生がおられます。」

  *平成30年4月1日に、三郷町を「童謡のまち」と名付け宣言。

以上は三郷町のホームページより引用。

🔹さて、一応この日の紅葉目的ハイキングは終了なのですが、最後に信貴山ハイキングコースとして面白い、歩いたことのあるコースを紹介。

以前、三郷町役場のエントランスに置かれていて頂いた、三郷町保健センター編集・発行の「ウーキングマップ」。いくつか参考にして歩いたが、とても有難いですね。ストレッチングのポイントも掲載されていて有用。

それで、この中の「信貴山コース」を利用させていただいてコースを説明。

が今回のコース(紫色のライン)。

のコースが当初予定のコース。尾根筋も通り、ケーブル跡ハイキング道より変化に富んだ、山道らしいハイキングコース。

は本堂集落の分岐まで坂道、カーブが多く、車の通行も多い県道183号本郷高井田線を歩くので注意を。健脚なら、そのまま柏原市の方向へ向かい、竜田古道のコースを歩くのも一考。その場合お勧めは、サクラ開花のころ!!

 

Google Map

 

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Posted by ss-kinkon