🚐奈良発~「瀬戸大橋」から「しまなみ海道」ぐるっとドライブ ~折畳み自転車旅🚴‍♀️の想い出を辿りつつ、、、

2020年11月23~25日

🔶昨年9月月5日に、岡山県倉敷市で行われていた豪雨災害被災写真の洗浄活動に参加後JR岡山駅に戻り、瀬戸大橋を渡り予讃線波止浜駅まで輪行、今治市波方の「大角海浜公園くじら広場キャンプ場」でのキャンプを皮切りに、8日まで三度の野営をしつつ尾道までサイクリング。

🚴‍♀️ちなみに自転車は、サカモトテクノ20インチ カリブライト6段変速 オートライト アルミフレーム シマノ製外装6段ギア変速 重量12.7kg。これにIBERAリアキャリア を取り付けて走行。 

 

多くのサイクリストがロードバイクで軽快に走りゆく中、重い荷物に6段変速では、橋にたどり着くまでの曲がりくねった坂道は、大半を押して歩く、、🚲💦💦💦🤣旅でした。

🔷今回は、愛車エブリイワゴンで、やはりボランティアで利用した山陽道吉備SAでの車中泊を交えて、瀬戸大橋から高松自動車道、しまなみ海道を通り、尾道、真備、倉敷インターから戻る行程で3日間の自動車旅。

                           (Google Map利用)  

🔹午後9時に奈良を出発、西名阪自動車道香芝インターより高速道へ。

西名阪松原JCTから近畿自動車道へ、そして吹田JCT、神戸JCTを経て山陽道吉備SA11:30頃着、車中泊(仮眠)。

何時も思うのだが、どのPA・SAも仮眠のトラックで溢れんばかり、、、。遠近はあるだろうが、ナンバーを見てもかなりの距離を走行し物資輸送に携わっておられると思われ、正に流通経済の要だろう。ほんとうに頭が下がる思い。😌

翌8:30頃発、倉敷JCTから瀬戸内中央道(瀬戸大橋)を経て香川県善通寺インターまで走る。

🔹瀬戸大橋与島PAにて休憩。

海峡部9.4km高架部を含めると13.1キロの長~い橋、、風速3mの表示があったが、時折り横風で少しハンドルが取られそうな気がし、それがトラックなどが追い越す際には増強しコワゴワ走らせる。

与島PAにたどり着きほっとしたのもつかの間、極め付きはPAに降りていくラセンの急坂、、足がすくむ😨💦

先日の大台ケ原山への進入路以来、さらに高所恐怖症が増悪したようで、、与島から見える特徴的な讃岐の山並みへと延びる大橋にため息、、😓

🔹善通寺ICでおりて、まずは朝食に目的の讃岐うどんをと、事前に調べた開店時間の速い「宮川製麺所」に。

入り口にカメラ台があり、広島のTV局の撮影中とのこと。活気で溢れる作業中の奥の製麺場手前でどんぶりを取り、ゆであげたばかりの麺を入れてもらい、自分で梅雨を入れて、ネギや追加のお揚げ、てんぷらなどを加えて食台へ。

うどん2玉(280円)にアゲとかき揚げ天をのせていただく。昔、善通寺町の別の店で食べたときに、いわゆる冷凍めん(カトキチ)の腰の有る触感でとても美味しかった記憶だが、それよりは少し柔らかく、おいしいがてんぷらを入れない方が邪魔されずによりおいしく頂けたろうと、ちょっと後悔。

かけうどん(小1玉)160円、(大2玉)240円、(特大3玉)320円 天ぷら90円と160円、アゲ110円、コロッケ100円、生卵50円 

初めて!と申告すると手順を誘導してくれた。ちょっと残念、、でもないが(^^ゞ他の方のブログではいずれもきれいなテーブル席などがアップされているが、写真の通り雑然と物が置かれた帳場?とせわしく動く所員のお嬢さん方を眺めながらツルツル。

でも製麺作業場でいただくのだから、これがかえってアジのある雰囲気を醸し出してるかも。🤗V

🔹次いで四国八十八ヶ所霊場第75番札所善通寺へ。お参りして善通寺御影堂(大師堂)境内の納経所にてご朱印を頂く。

善通寺から東側へ回り、陸上自衛隊善通寺駐屯地のゆうゆうロードを通って高松道善通寺ICに戻り、伊予小松JCTから今治小松道を経て、国道196号や愛媛県道166号線から、来島海峡に突き出た大角鼻の大角海浜公園へ。

🔹今治市波方町波方の大角海浜公園、ここには「かれい広場」と「くじら広場」の2か所に整備されたキャンプ場がある。今治市のキャンプ場だが、なんと無料!!

双方に流しやかまどのある東屋やトイレ、「かれい広場」にはトイレに併設したシャワー室設備もある。

広い駐車場前の砂浜。

洗い場・休憩所の東屋の立つ「かれい広場」キャンプサイト。この日も、ご夫婦がテントを張り、寛いでおられた。この海側遊歩道を回ると、数分で「くじら広場」キャンプサイトへ。

                              (Googleストリートビュー利用)

広場の周りや遊歩道のいたるところに、白と黄色のお花畑!

ノジギク (野路菊) と ツワブキ (石蕗) 採取禁止! くじら広場キャンプサイト。かれい広場上方から細い急坂を車で来ることができるが、駐車場は狭い。

🚴‍♀️自転車旅では、ここが最初の野営地となった。下2枚は2019年9月5日撮影 「折畳み自転車・青春18きっぷの旅」より。

目の前は来島海峡、、、夜も船の往来が多く、汽笛と流れゆく灯りが心地よい旅情を、、、キザ(^^ゞ

🔹戻って西瀬戸自動車道今治北ICより、いよいよ瀬戸内しまなみ海道へ。

暑い中、喘ぎ喘ぎ橋まで辿り着いた20インチ6段変速 の自転車と違い、あっという間に橋上に。

しかし、またもや高所恐怖症が、、、、。

                              (Googleストリートビュー利用)

わき目も振らず、とまではいかないが、橋上ではわずかなチラ見のみで走らせ、橋四つ越えたレモンの島、生口島(いくちじま)の瀬戸田PAで休憩。

 🚴‍♀️自転車では、橋ごとに島の一般道に降りて、ほとんどが海岸に沿って風景を楽しみながら走行したが、高速道のみの自動車では、ほとんどが橋を過ぎると山中を走り、実に味気ない!😌

🔹実は瀬戸田PAには、休憩とともにやりたいことがあって立ち寄った。

それは、生地島手前の大三島間にかかる「多々羅大橋」の橋塔(主塔)まで歩くこと。

自転車で渡った時、この橋塔のところで「多々羅鳴き龍」の掲示があり、手をたたいて「ビン~ビ~ン」と聞こえる多重反射の響きを味わっていたら、数人の観光客らしき方々が歩いて来られ、この現象ではしゃいでおられた。

自転車では橋で歩くこともあり幾分慣れていたので、今回これが楽しみで瀬戸田PAから歩くことに。

完成時は世界最長だった斜張橋、橋塔を真近で見上げると、ダイナミックでとても美しいフォルム。

「主塔が200 mを超えたため耐風安定性を考慮した結果、逆Y型下絞り基部拡張形式となった。これが鳴き龍現象が発生する要因となった」、、とウイキペディアに。

楽しんだ後、写真右手の白い建物の在るPAまで、およそ1km程度を戻る。

🚴‍♀️自転車旅の2日目の野営は、この橋の大三島側の付け根にある「多々羅キャンプ場」だったが、サイクリストの聖地 記念碑の建つこの地のイメージにふさわしくない、サイクリストキャンパーの私には★一つのキャンプ場でした。(-_-;)

折畳み自転車・青春18きっぷの旅~しまなみ海道~ (その3) 多々羅大橋から因島まで🚴‍♀️「平山郁夫美術館」にも

* 2019年8月7日朝撮影 上方にしまなみ海道の高架橋

今治市波方町波方の大角海浜公園の無料キャンプ場と同じ今治市の運営だろうが、なぜこんなに違うのだろうか?

 

🔹生地島南ICで降りて、一般道を戻るように「多々良大橋」の下をくぐり、「平山郁夫美術館」の在る瀬戸田の町並みへ向かう。

途中、堤防や海岸にある「島ごと美術館」の作品オブジェやヤシの木の続く海岸通りが楽しめると思ったが、どうもサイクリングの時のようなゆったりした時と景観の流れが “全く” と言っていいほど異なり、、、がっかり。(-_-;)

美術館もパスして、遠回りしたことになるが因島(いんのしま)へ渡る「生口橋」の下を抜けて、赤崎港からフェリーで因島金山港へ。

🔹災害ボランティアで宿泊した「満寿美荘」が近い金山港から、嘗て尾道社会福祉協会因島支部の在った場所へ自転車で向かった町並みの通りを過ぎ、今日泊まる民間国民宿舎「ホテルいんのしま」へ。

標高208mの天狗山山頂近くの宿に到着したのが、ちょうど島陰に陽が沈むタイミング。明日もいい日、いい旅になりますよう、、、🙏

🔹翌朝の宿からの景色も、重なる島影が文字通りの多島美、、、

ユニークで何か迫力が感じられる「ホテルいんのしま」の玄関。泊まった部屋は旧式?だが、料理も接遇も良かったあ。😋

そして、宿のキャッチフレーズ通り、まさに「展望台に泊まる宿」(^^♪  ここに泊まれてよかった!

ホテル玄関向かい側にお堂があり、その前のフェンスに “文学の散歩みち『つれしおの石ぶみ』” の案内掲示。文学碑がある様だが、とりあえずお堂にお参りして山頂へ走らせ、頂上の展望東屋までしばしの散策後下山し、一般道を生口橋をくぐり因島北IC方向へ。

今回、事前に情報を得ることができず、ゆっくり文学碑を鑑賞することができず残念だったが、それにしても「つれしお」とは何ぞや?

🔹因島北ICへ行く前に、自転車旅で「大浜キャンプ場」へ向かう際に前を通りかかった、「因島フラワーセンター」へ。

芝生の丘や花壇散策道から望める三原市方角の海のパノラマ!(駐車場・入場無料)

こんな素敵な場所だが、平日で感染予防もあってか来園者が少ない。もったいない気も、、、。

おなかの大きなママとかわいいチビちゃんに会釈。丘の上の遊具へ行ったかと思うと、また下へ降り、右へ左へ、、、。元気なぼくちゃんに臨月というママはたいへん、、、と思いきやそうでもなさそう、、そんなものか(^^;)。

🔹因島北ICから再びしまなみ海道で向島(むかいしま)に渡る途中、因島大橋手前の大浜PAハイウェイショップで、ホテルでは使用出来なかったスマホの「地域共通クーポン」を使わせていただき土産物   を購入後、橋へ。                           

  (Googleストリートビュー利用)🚴‍♀️自転車旅3回目の野営は、大浜PAから前方下方に見える海岸べりの「大浜崎キャンプ場」。びくびくしながらのキャンプとなった。

前記折畳み自転車・青春18きっぷの旅~しまなみ海道~ (その3)の後半に記したが、一部の施設に灯りは点いているものの誰もおらず、連絡先にもつながらない。フリーサイトの一部にイノシシの堀った跡があるので、仕方なく小さい岬の高い場所にテントを設営したが、夜には両サイドと後方は山林で何も見えず、木の葉の擦れる音にも過敏になったりしながらも、向島や尾道の街の明かりが空に反射した幻想的な景観を眺めながら眠りについた、思い出。(キャンプ料510円、後日連絡し振込)

 

🔹因島大橋を渡り向島ICで降りて、渡船場近くに駐車、もうすっかり乗りなれた向島運航で尾道駅前へ。(100円)

適当に歩いて坂道の路地を楽しみ、千光寺山ロープウエイ乗り場付近から商店街へ戻り、ラーメン店へ。

午後からの仕込みの時間帯で準備中のお店が多かったが、「海岸通り」近くの「ままかり家Ⅱ」さんへ。

ラーメンとお好み焼きのセット。ただし、上の写真はラーメンを混ぜてしまった🍜ので、Google掲載の写真を、、、ついでに、お店の前で気さくに撮らせていただいたママさんのショットを。

注文時にマスクを外してお店の若い方(娘さんかな、ママさんのお孫さんらしい、とてもかわいいおしゃれなお嬢ちゃんを連れてこられていたので。)に注意された。感染防止にはかなり腐心しておられる様子。こちらは却って安心感が、、、。

ご主人が亡くなられたが、お店を残したいと頑張っておられるとのこと。調理を一人でされておられるようで、何方かがコメントされておられたが、確かにセットがそろうのに少し時間がかかったが、お話を伺って納得。お店の入り口で段差に気を付けて、と誘導して下さったり、ご主人のお話をされたり親しみを感じる方。ママさんがんばれと応援したいね(・-・)ノ 

🚴‍♀️青春18きっぷ自転車旅では、同じように駅近くで尾道ラーメンを味わったのち奈良へと戻り、旅を終えた。(^^)/~

🔹二度お世話になった乗船場前の旅館「河野温泉」さんと福本渡船(フェリー)を眺めながら向島へ戻る。

戻る時に気が付いたが、山上の”お城の天守閣”旧歴史博物館がなくなって、石垣っぽい土台だけ残って見える。何かと問題にされていた建造物。以前近くで見たがまさに廃墟だった。

🔹鞆の浦へ。 向島の一般道「尾道大橋」から国道2号線へ出て、福山市へ入り、ぐるりと湾を回る様に趣ある町へ。

工事渋滞などあって思わぬ時間を要し、仙酔島フェリー乗り場脇の駐車場から鞆の浦のシンボル、燈籠塔(とうろどう)と呼ばれる常夜灯の場所へ向かうが、西の山の端に陽は沈み、夕陽にシルエットの灯篭を目論んでいた思いは空しく ・・;)/~~~

「いろは丸事件」で鞆の浦にて談判を行い、紀州藩から多額の賠償金を勝ち得たといわれる坂本龍馬ゆかりの地。

観光客は少なく、赤円筒ポストの立つ「いろは丸展示館」は閉館。

西の山の端に陽は沈んだが、数名のカメラマン(女性もいたが)が、灯篭の対岸の船着き場で時を待っている。きっと、この後空が夕焼けに染まるゴールデンタイム(マジックアワー)を待っているのだろう。

🚐この地は、自転車ではなく、昨年2019年2月28日~3月1日に倉敷市真備町の災害復興ボランティアに参加の際、初日の写真洗浄作業後に訪れた。岡山への往時とその日の車中泊も書いているので、興味のある方はボランティアの合間にぶらり旅(そのⅠ)~倉敷・笠岡・鞆の浦、車中泊の事もを。

🔹倉敷市玉島の宿へ。 渋滞で疲れを覚え、宿のチェックイン予定時間にも遅れそうなので、次の国民宿舎「良寛荘」へ向かう。予め宿には連絡を入れ、鞆の浦から県道22号線を北へほぼ真っすぐまっすぐ、渋滞する福山市街を山陽道福山インターへ向かう。

玉島ICで降り、流れに乗ってうっかり船穂JCTを左に、高架の国道2号線を逆に高梁川大橋を渡り、ずいぶん先まで戻る羽目に、、、何とか連絡した予定時間少し前に国民宿舎「良寛荘」に到着。

「良寛荘」その名は、良寛が若いころ18年余りを修行で過ごした「補陀落山 円通寺」が隣接する山側に在り、一帯が倉敷市の「円通寺公園」に指定された中にホテルもあることに由来する、とのこと。

写真を撮り忘れたので、紹介Youtubeから拝借。🙏

円通寺駐車場も宿のすぐ東側、そこから階段、坂道を上ると、、、

石庭と紅葉の美しい参道。

境内、参道正面に凛々しい托鉢姿の「良寛像」。本堂は珍しい茅葺き。

本堂でお参りを済ませて左手の、良寛が他の修行僧とともに過ごした「良寛堂」横手から裏山に登る。

各霊地の観音石仏が祀られた西国三十三所巡りの細い参道を、鳥のさえずりを聴きながら、自転車や車で各地を訪ねた想い出を蘇らせつつ、心地よい散策ができた。感謝 m(._.)m

ところで、この地もボランティアの際に訪れている。ボランティアの合間にぶらり旅(そのⅢ)~玉島 良寛ゆかりの円通寺

🔹次に訪れたのが、玉島から北の真備町「まきび公園」。

以前、梅花の美しいころボランティア作業後に来たが、時間外で閉館だった「まきび記念館」、、、今回は開館中で、「吉備真備」を物語る貴重な巻物や絵画など、ゆっくり鑑賞することができ、何かやり残していたような思いを払拭。

🔹随分復興が進み活気が感じられる町並み、真備記念病院あたりを通り、水没後いち早く9月26日に完全再開したという「ディオ」、ボランティアでもお世話になった地元上場企業のスーパー、懐かしいそこへも立ち寄りおやつを購入して、再び山陽道倉敷ICから帰路へ。

🚐全走行距離869Kmの旅でした(^^)v

 

ご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

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Posted by ss-kinkon